26年には市販するってんだからコレまたビックリ! 7日間で地球1周分を走りきった4ドアAMG「GT XX」がEVの頂点で異論ナシ!! (1/2ページ)

この記事をまとめると

メルセデスAMGはメルセデス・ベンツのハイパフォーマンスブランドだ

■最新技術を詰め込んだ「AMG GT XX」が発表されている

■実際に走行可能で動力性能・充電性能ともに最高クラスのスペックを誇る

新たなるコンセプトカー「AMG GT XX」とは

 メルセデス・ベンツのハイパフォーマンスブランドであるメルセデスAMGから先日発表された「コンセプトAMG GT XX」は、多くの革新的な技術が採用された次世代のEV像を予告する4ドアクーペだ。ちなみにメルセデスAMGは、このコンセプトカーをベースとした量産型の生産を2026年には開始する予定であるという。はたしてこのコンセプトAMG GT XXとはどのようなモデルなのだろうか。さっそくそのディテールを解説しよう。

 コンセプトAMG GT XXが発表されたときに、まず大きな話題となったのは、そのファストバックスタイルのエクステリアデザインだった。そのシルエットは、現在メルセデスAMGから市場に投じられている「GT 4ドアクーペ」のそれから、さらに斬新でエモーショナルなものに進化しているが、これはもちろん世界最高水準のエアロダイナミクスを実現することを目的としたもの。

 低く構えるボンネットから、より傾斜が強められたフロントウインドウ、そしてエアチャンネルをもつルーフを経て、リヤウインドウを廃止したファストバックスタイルのリヤセクションへと続くラインはじつに流麗で、メルセデスAMGによれば、そのCd値は0.19という数字が実現されたという。

 GT3などのレーシングカーを彷彿させる、スポーティかつラグジュアリーな感覚に満ち溢れたインテリアのフィニッシュも、エクステリアと同様にこのGT XXが大きな魅力とするところ。

「AMG ONE」のそれから着想を得たデザインが採用されたステアリングホイールや、3Dプリンターを使用してインサートを製作し抜群のフィット感を実現したシートなどはその象徴的な例だが、同時に内装にはリサイクル素材を積極的に導入することで、環境に対しても十分な配慮を見せている点も見逃せない。


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山崎元裕 YAMAZAKI MOTOHIRO

AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員 /WCOTY(世界カーオブザイヤー)選考委員/ボッシュ・CDR(クラッシュ・データー・リトリーバル)

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趣味
突然思いついて出かける「乗り鉄」
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