こんなん買いたくなって当たり前……だけど気になる値段は? アメ車ベースの「ビリヤード台」を作るメーカーが存在した!! (2/2ページ)

デザインのみならず価格も衝撃的

 この1969年式カマロ ペースカーに限らず、同社のプールテーブルはすべて本物の名車から直接型取りして製作しており、最高品質の自動車用塗料とクリアコートで仕上げたうえで、実際に点灯するライト類と、新品およびヴィンテージパーツを含む本物のクロームバンパーとデカール、そして本物のアルミホイール&タイヤが取り付けられている。

 Car Pool Tableのサイズと重量は「シェルビー GT350」の場合で全長302cm、幅180cm、高さ89cmで、組み立て後の重量は約454kg。価格は2万4995ドル(約367万円)で、アメリカ本土から注文する場合、配送料と専門家による設置料は前述の価格に含まれることになるが、海外への配送については「お問い合わせください」とのこと。

 ちなみに、配送時のCar Pool Tableはふたつの木箱に梱包され、その総重量は約727kgになるという。……700kg以上の荷物をアメリカから日本へ送るための料金は、筆者のような門外漢には見当もつかず、また輸送費以外に通関費用などもかかるはずであるため、その総額はけっこうなレベルとなるのだろう。

 しかしそもそも、こんなモノ──といっては失礼だが、このような凄いシロモノを「注文して輸入してみよう!」などと本気で考えるのは、超絶お金持ちだけなはずなので、そのあたりはとくに問題とはならないのかもしれない。

 Car Pool Tables社によれば、現状のラインアップにはない車種のビリヤード台を注文に応じてカスタム製作することも可能であり、カスタム品以外のビリヤード台は注文後、4~6週間ほどで完成するとのこと。

 なお、ビリヤード台に付いているタイヤはまさに本物のタイヤではあるものの、タイヤを回転させてビリヤード台を移動させることはできない。それについてCar Pool Tables社は、「このタイヤはあくまでも、ミスショットをしてしまった際に蹴っ飛ばすためのものです」と説明している。


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伊達軍曹 DATE GUNSO

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