この記事をまとめると
■倉庫に集まる人やものなど物流の裏側を紹介
■最近は若い女性のトラックドライバーも増えた
■物流倉庫は基本的には荷物を置いたときの容積で料金が計算される
物流倉庫にやって来るのはどんな人?
物流倉庫と聞いて思い浮かべるのは荷物とトラックくらいだろうか。もちろん、そこで働く人やさまざまな関係者が多く出入りする場所ではあるのだが、その実態はいまいちピンとこない人も多いと思う。そこで、今回はどんな人がやってきて、どんなことが起きているのか? もしも倉庫を一般人が借りたら料金は? などなど、ちょっとした裏側をご紹介しよう。
まず、最近はトラックドライバーに女性が増えたという話だ。いままでも女性のトラックドライバーは多くいたが、ここ数年でさらに増えたという。なかには大型トラックをさっそうと運転して倉庫にやってくる女性もいるし、なによりも女性トラックドライバーの年齢層が若くなったと話してくれたのは、ある物流倉庫の受付スタッフだ。
女性のトラックドライバー画像はこちら
「女性のトラックドライバーはよく見かけますが、最近ではすごく若くい娘も増えましたね。これまでもベテランの女性ドライバーは多かったですが、20代の女の子がめちゃくちゃ大きなトラックを運転してくることも多くなりました。つい最近も物流業界とはまったく関係のない、動物園の飼育係から転職してトラックドライバーになったっていう女の子がいました。話を聞くと、いままでと違う仕事をしてみたくて転職したと言っていましたね。
ではトラックドライバーのメインともいえる男性の運転手はどうだろうか? 一般的には怖いというイメージもあるかもしれないが、よくよく物流倉庫スタッフに話を聞いてみると「いつも男性ドライバーが怒ってるとか、気難しいなんてことはないです。でもときどきですが、イライラしている様子のドライバーも見かけますが、それってスケジュールが遅れてしまっているときや、予定よりも待ち時間が長くなったときなんかじゃないかな。基本的にはみんなすごく常識人で丁寧ですよ」とのことだった。
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では、中小規模の物流倉庫に訪れるドライバー以外の人はどうだろうか? ここには製造系、物販系、小売店の店主など商品や製造物を扱う人たちが集まってくる。たとえば、荷物の保管だけしてもらいたい、発送も頼みたい、場所を借りて作業もしたいなど、その要望は多岐にわたるが、こうしたリクエストを柔軟に受け入れてくれる物流倉庫も存在する。