AMGでも満足できないならコレ！　ブラバスの頂点「ブラバス1000」のスペックがヤバい!! (1/2ページ)

この記事をまとめると

■ブラバスはオーダーメイドモデルのスーパーカー「ブラバス1000」を発売した

■メルセデスAMG「GT 63 S E パフォーマンス クーペ」をベースとしている

■システム最大出力1000馬力のこのモデルはブラバス社の頂点に君臨するといえるだろう

老舗チューニングメーカーが生み出した究極のクーペ

　ブラバスから、1000馬力のピークパワーを誇るスーパーカー、「ブラバス1000」がリリースされた。これはメルセデスAMGの誇る「GT 63 S E パフォーマンス クーペ」をベースとするもので、ブラバスはそれをスーパーカーにおけるあらゆるボーダーラインを打ち破るモデルと表現する。さっそくその詳細に迫ってみることにしよう。

　ブラバス1000のボディは、もちろんGT 63 S E パフォーマンスのそれを基本としたものだが、そのディテールにはさらにエアロダイナミクスを最適化するために、独自のフィニッシュが施されている。フロントには新開発のスポイラーが装着され、より大きなダウンフォースを得ると同時にスーパーカーとしての視覚的な魅力をさらなる次元へと高めている。

　フロントホイールアーチの前方には鋭角なカナードが備わり、こちらもダウンフォースを発生させ、コーナリング時の安定性を高めてくれる。グリルにはブラバス車の象徴ともいえる個性的なインサートが組み合わされ、フロントマスクからはよりスポーティで力強い印象が得られるようになった。フロントホイールアーチ後方のデザインアタッチメントやミラーカバー、リヤのディフューザー、リヤウイングなども「ブラバス1000」のためにデザインされたものだ。

　ちなみにここまでに紹介したパーツ類は、すべて最新のプリプレグ技術を用いて成型された、軽量なカーボンファイバー製。カスタマーはハイグロス、マット、そしてカスタムカラーのいずれかの仕上げを選択することができる。