AIはカーライフを豊かにする
●クルマのトラブルシューティングにAIを活用
経年劣化や定番の故障など、クルマのトラブルシューティングの際にもAIが活躍してくれます。「トヨタ86のエンジンチェックランプが点灯したり消えたりしているけど、どう対処すればいい?」など、抱えている現状をAIに伝えることで、クルマの現在の状況や応急処置の方法や緊急性を要するかなど、しかるべき対処法などを次々と紹介してくれます。
トヨタ86を修理するイメージ画像はこちら
語彙力が試されますが、質問内容(文面)を変えることで、求めている答えに近づけることも多いので、できるだけ具体的かつ端的に質問してみてください。
●改造車のイメージ作成(ホイール交換や痛車やレーシングカーの仮想デザインを作る)
かつては雑誌やムック本などの紙媒体、そしてインターネットが普及してからはキーワードや画像検索などでイメージに合うものを探したものです。しかしAIを使えば、ベースとなるクルマの画像と、ホイールなどドレスアップを考えている商品などを盛り込むことで、実車に近いイメージ画像を作成してくれます。
AIで生成したデザインのイメージ画像はこちら
AIなので、多少実車とは異なるディテールもありますが、大枠のイメージを掴むには絶好のツールです。「シャコタン」や「痛車」のキーワードを加えることでなどで、愛車の新たな一面が垣間見られるはずです。
●AIにクルマの未来予想図を描いてもらう
たとえば「22世紀のクルマはどうなっているか?」や「昭和時代に作られた日本車は50年後の2050年にどうなっているか?」などと入力してみたり、テーマを投げ掛けることで文章またはイメージ画像で表現してくれます。AIがあれば子どもの空想の世界がホンのわずかな時間で作られてしまうのです。
AIが予想した50年後の社会画像はこちら
人によっては「そんなこと誰にもわからないよ」といわれてしまいそうなテーマ(たとえば「内燃機関のクルマが走れなくなる日が来ると思うか?」など)でもAIなら生真面目に答えてくれます。
●まとめ:AIの活用法はまさに無限大
わからないことを調べるのがインターネット検索であれば、AIは「誰にも答えがわからない問い」に対してもきちんと答えてくれます。なにより無料(一部有料ですが)で使い放題です。人に聞けないようなトンチンカンな質問にも誠実に回答を導き出してくれる健気なツールです。ただ、AIは「曖昧さ」や「省略」に弱く、固有名詞や具体的な言葉を選ぶことで理解しやすい内容となります。1文を短く(できれば40文字以内を目安)にしてみてください。またAIは背中を押してくれる(同時に引導を渡してくれる)ツールとしても有効です。食わず嫌いな方、使わない手はありません!
AIのイメージ画像はこちらSONY DSC 身近なところではChatGPTや、GoogleのGeminiあたりでしょうか。どちらも無料で使えます。ブラウザーでネット検索をするようなイメージで使えるのでわかりやすいです。使い方がわからないとしても、YouTubeにビギナー向けに解説している動画があるので心配はいりません。人には聞けないようなお悩み相談にも乗ってくれます。まだ使ったことのない方、この機会にぜひ!