じつはイメージと全然違う物流倉庫! 「じつは静か」「ガテン系のノリじゃない」謎の施設の真実をご紹介!! (2/2ページ)

想像以上に合理的で静かな世界

パレットの使い方にバリエーションがある

 通常は荷物の下に設置するパレットだが、荷物の種類や重さなどによってはパレットの上に乗った荷物の上にさらにパレットを置くこともある。こうすることで限られたスペースに効率よく荷物を保管することができるのだが、この積み方は倉庫を管理する人の腕の見せどころなのだとか。

物流業界人は怖いというイメージは嘘

 物流倉庫に出入りするトラックドライバーやフォーリフトオペレーターのイメージとしてガテン系の人が多いと思われがちだが、実際はその逆。物流の現場に入るとわかるのだが、根性でなんでも解決する人が多いというのはあくまでも噂なのだ。トラックドライバーもフォークリフトオペレーターも丁寧に仕事をする人が多い。危険を知らせるための大声を出すこともあるが、これはあくまでも緊急事態のみ。平常時はいたって静かな職場である。

マテリアルハンドリング通称マテハンがめちゃくちゃたくさんある

 物流倉庫で使用される主なフォークリフトには、カウンターフォーク、リーチフォーク、ウォーキーリフト、ハンドフォークなどがあるが、これらは各1台ではなく最適な場所に複数台置かれていることが多い。そして、どうしても倉庫内は荷物の搬入でホコリっぽくなるため、意外なほどの早さでフォークリフトに埃がたまっていくのも倉庫ならではの光景といえる。

たまにご褒美がもらえることも

 倉庫に荷物を預ける業種は多岐に渡るが、ときおり預けた荷物のサンプルなどをもらえることがある。絶対にもらえるというわけではないが、試供品テストやサンプルプレゼントという名目でたまに商品をもらうこともあるのだとか。働いている人からすれば予想外のボーナスだ。

労働時間がしっかりと決まっている

 深夜まで残業する時代も過去にはあったが、いまの物流倉庫、とくに規模が小さな倉庫の場合は労働時間がしっかりと決まっていることが多い。一般的なイメージだと時間を問わず稼働していると思われがちだが、夕方の5時くらいになると業務を終えてシャッターを下ろしてしまう倉庫が多いのだ。


この記事の画像ギャラリー

新着情報