この記事をまとめると ■トヨタが「東京オートサロン2026」におけるブースの概要を発表した
■ブースの目玉となるのは一般向けには初公開となる「GR GT」と「GR GT3」の展示だ
■特別仕様車やコンセプトカーや各種パーツなどさまざまな展示が行われる
東京オートサロン2026のトヨタブースは見逃せない TOYOTA GAZOO Racing(以下TGR)は、2026年1月9日(金)から11日(日)までの3日間、千葉県・幕張メッセにて開催される「東京オートサロン2026」にブースを出展することを発表した。TGRは、ダイハツ、豊田自動織機などとともにブースを構え、トヨタグループとしての展示を行うという。
今回のTGRブースでの一番の見どころは、やはりトヨタの新たなフラッグシップモデルとして初公開されたばかりの「GR GT」と「GR GT3」の展示だろう。一般来場者に向けて実車が公開されるのは今回の東京オートサロン2026が初となる。
GR GTとGR GT3のフロントスタイリング 画像はこちら
また、GR GT/GR GT3に搭載される技術を紹介する展示も行われる。会場では、トヨタ初採用のオールアルミニウム骨格や4リッターV型8気筒ツインターボエンジンのカットモデルを間近で確認できる展示が予定されている。
そのほか、現在開発中の「GRヤリスモリゾウRR」や「GRヤリス セバスチャン・オジェ 9x ワールドチャンピオンエディション」といった特別仕様車やコンセプトモデルも出展される予定だ。
また、ブース内では車両展示に加え、グッズ販売も行われる。GR GT関連グッズをはじめ、東京オートサロン2026から新たに発売されるアイテムが多数用意される予定で、放映中のTVCM「THE OVERTAKE」をモチーフとしたトヨタ2000GT、・レクサスLFA、GR GTの1/43スケールモデルカー3台セットや、GR GT3の1/43スケールモデルカーも販売される。アイウェアブランドのOAKLEYや、アパレルブランドのNEW ERAとコラボレーションしたグッズも展開されることになっている。
トヨタ 2000GT、・レクサス LFA、GR GTの1/43スケールモデルカー3台セット 画像はこちら
さらにTGRは、従来の公式アプリ「GR Passport」を刷新した新アプリ「GR app」もこの場で公開する。東京オートサロン開催初日の1月9日(金)からダウンロードが可能となる予定で、ユーザーの愛車をアプリ内で管理・閲覧できる「Home Garage」機能のほか、車両やパーツの購入、イベント参加などを通じて特典と交換できる仕組み、新車の抽選販売応募機能などを備えるという。
「GR app」の予告画像 画像はこちら
また、GRヘリテージパーツの展示も予定されており、A80スープラ用ダッシュボードの試作品を参考展示。会場では、すでに販売されているメーター周辺の復刻パネルと組み合わせて紹介されるほか、2026年5月発売予定のAE86用4A-GEエンジンのシリンダーヘッドおよびシリンダーブロック、さらにA70・A80スープラやランドクルーザー向けの復刻部品などもお披露目予定だ。
GRパーツの展示では、サーキットモードを拡張する新商品「GR PERFORMANCE SOFTWARE」に注目。このソフトウェアは、対応車種の走行性能をさまざまなシーンで引き出すことを目的としたもので、会場では体感展示も行われる。
東京オートサロン2026の会期中は、TGRのマスタードライバーであるモリゾウこと豊田章男会長や国内外で活躍するTGRドライバーが出演するトークショーのほか、屋外会場にてGR GT、GR GT3、ラリー車両によるデモランも予定されているという。東京オートサロン2026では、トヨタブースにとどまらないトヨタのパフォーマンスに要注目だ。