いざという時の迷いを減らして落ち着いて行動すべし
いざ110番するにしても困るのは、通報する場所だろう。携帯からの通報は位置説明に時間がかかりやすいので、移動しながら通報せず、通報後も電源を切らないことが警察から周知されている。また、警察では携帯からの通報の際、音声通話と同時に位置情報が通知される仕組みも運用している。
「いますぐ通報すべきなのに、すぐ停車できない……」という事態も考えられるだろう。道路交通法は走行中の携帯通話を原則禁止としているが、「救護・公共の安全のために緊急やむを得ない通話」は例外だ。今回紹介している通報先はここに入り得る内容とも取れるが、運転中は無理に操作せず、可能なら安全な場所に停車してから通報するのがベターだろう。
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一方で、ふとした時に使い時があるのが「#9910」だ。落下物や路面の汚れは「誰かが片づけるだろう」で済ませてしまうと、次に通過したクルマの事故に繋がる危険性がある。国交省は、#9910で道路の異状を24時間・無料で受け付けており、対象例は「穴ぼこ・路肩の崩壊・落下物・路面の汚れ」などだ。
高速道路でも、NEXCOが落下物や故障車などを見かけたら、#9910へ通報するよう案内している。ちなみにLINEでも通報できるので、同乗者がいれば「写真と位置」が道路管理者に伝えやすい。
道路の異常を道路管理者に通報するための「#9910」画像はこちら
110番の日は「気をつけよう」と気を引き締めるだけではなく、「迷いを減らす日」でもある。3つの番号と通報テンプレをスマホのメモか頭の片隅に入れておけば、有事の際における安心感をもたらしたり、周囲への危険を減らすことができるだろう。