他社に先んじてトヨタが押し進める「クラウドナビ」でますますトヨタ一強に拍車がかかる可能性アリ!! (2/2ページ)

全車ディスプレイオーディオ化でトヨタがまた強くなる

 しかし、話を聞いたセールスマンからは、「そうはいってもカーナビで慣れてきた、私のような年配層はスマホアプリのサービスを使いにくいと感じる人も目立ちますし、使い慣れているのはカーナビとなりますのでご説明には慎重になってしまいます」といったような話も聞いている。

 はじめからサービス料が課金されるとはいえ、ディーラーオプションのカーナビを総額30万円近くかけて装着するよりは安上がりなのだが、注文時にサービスを利用するかしないかの決断をすぐできるかは、難しいのかもしれない。

 この動きは、当然今後登場してくるトヨタの新型車でも踏襲されていくことになるだろう。メーカーとしても綿密な市場調査をした結果の判断なのだろうし、若年層のライフスタイルを見れば納得のいくような話にも見える。

 諸外国ではそもそも日本ほどカーナビという製品自体のニーズは高くはない。都市計画の行き届いているアメリカでは地番の規則性を覚えれば地図画面での案内はいらないし、そもそも日本人ほど地図が読み込める人が少ないともいわれている。さらに現地では、バックガイドモニターが義務装着となっているので、車載ディスプレイにスマホアプリの地図サービス画面を映し出して使うのが、すでに一般化している。

 それでは、還暦近い筆者は今後どうするか考えたのだが、カーナビ世代でもある筆者はカーナビとしての地図画面がないと寂しいこともあるので、年額9680円(5年や3年パックに入っても年額は同じ)なら、クラウドカーナビサービスを利用することに決めた。

 ただトヨタ以外のメーカーでは、カーナビはまだディーラーオプションで数十万円するものを装着するものがメインとなっている。日系ブランド内でトヨタだけが数段先に進んでおり、トヨタ以外のディーラーでクラウドナビと聞いても、的確な説明ができるセールスマンにはほとんど遭遇することもない。

 今後一度でもトヨタ車に乗ってしまうと、カーナビだけ見ても、トヨタ以外のメーカーの説明を聞くと「えっ?」となってしまうので、その点でもトヨタ一強を後押ししてしまうかもしれない。


この記事の画像ギャラリー

小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

-

愛車
2019年式トヨタ・カローラ セダン S
趣味
乗りバス(路線バスに乗って小旅行すること)
好きな有名人
渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

新着情報