かつての名車も海外では代重ねして生き残っていた
パスファインダー
もともとは日本で販売されていたテラノの北米輸出仕様の車名であったが、日本でテラノの販売が終了したことでパスファインダーの車名が残った。現行モデルは5代目で、4代目からはフレーム構造ではなくモノコック構造を採用したクロスオーバーSUVとなり、北米と一部欧州地域でも展開されている。
日産パスファインダーのフロントスタイリング画像はこちら
アメリカ市場では大きなシェアをもっており、タフネスと積載性の評価が高い。もちろん日本復活が実現する際は、その車名は「テラノ」でお願いしたい。
テラ
日産が中国・東南アジア・中東・アフリカ市場に向けてリリースした3列シートのSUV。ラダーフレーム構造を採用しているため、オフロード走行の適性が高い本格派SUVとして人気を博している。
日産テラのフロントスタイリング画像はこちら
中東ではエクステラ(X-Terra)の車名で販売されている地域もあり、かつて北米で販売されていたエクステラ(Xterra)の後継モデルとして北米導入を望む現地の声も多い。
パラディン
日産と東風汽車の合弁会社である鄭州日産が中国で販売するSUV。もともとパラディンとは、北米で販売されていたエクステラ(Xterra)の中国向けモデルに名付けられていた車名。
鄭州日産パラディンのフロントスタイリング画像はこちら
2013年に生産を終了していたパラディンであるが、2023年に前出のテラをベースにした2代目として復活。テラ同樣の高いオフロード性能をウリとしている。
NX8
こちらはまだ現地でも発売前であるが、期待の超新作ということでピックアップ。現在、中国で絶好調ともいえる日産の、その躍進の原動力となっているのが「N」シリーズ。そして、「N」シリーズの最新作として追加されるのがNX8だ。
日産NX8のフロントスタイリング画像はこちら
ミッドサイズのSUVで、グリルのないクリーンなスタイリングが特徴で、パワートレインには純EVだけでなく、レンジエクステンダーも用意される。中国で生産され、その他市場への輸出も視野に入れられているというが、日本への導入があるかどうかは未定だ。
このように、日産はグローバルでは数多くの魅力的なSUVを展開している。一方、日本市場の現行ラインアップはアリア、リーフ、エクストレイル、キックスの4車種にとどまり、やや寂しい印象は否めない。かつて日本で親しまれていたモデルも多いだけに、パトロールに続く新たなSUV導入のアナウンスに期待したいところだ。