この記事をまとめると
■東京都千代田区の路上のあちこちに黒い箱が設置されている
■黒い箱の正体はドブネズミの駆除装置だ
■箱のなかには殺鼠剤が入っているので触るのは禁止だ
突如現れた黒い箱の正体
「ドブネズミみたいに美しくなりたい」……とあるパンクロックバンドが歌う、名曲のワンフレーズである。汚いイメージしかないドブネズミを美しいと捉えるこのいいまわしはもはや天才の領域。聞き手にも一発でブッ刺さる。
さて、そんなドブネズミだが、筆者はさっき「汚いイメージしかない」といったものの、ほとんど見たことがない。東京をウロウロしていると、夜中にピュッと目の前を駆け抜けていく瞬間はあるが、もはやネズミかどうかも怪しい。じつは汚くないのかもしれない!?
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そんな実態が謎(?)なドブネズミだが、じつは道路上でとある調査を行っているというので、話をクルマや交通方面に戻そう。
WEB CARTOP編集部があるのは東京都千代田区神田界隈。オフィスビルが立ち並ぶ一方で、国が関係する各省庁もそこそこ近く、皇居も目と鼻の先。一方で繁華街もあり、道路も無数に通ってるほか、交通の中心である日本橋や首都高速道路もすぐそこ。とにかく人もクルマも多いエリアだ。
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そんな神田界隈を歩いていると、植え込みの所々に、ワイヤーで繋がれた漫画雑誌ほどのサイズの、謎の箱があちこちに置かれている。最初は、なにか交通関係の事情を調査するデジタル機器、それこそ電波が出ていたり、天気でも観測しているのかと思った。しかし、近づいてよく見てみると、箱には「ドブネズミの対策をしています」と書かれているではないか。
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箱にも、両サイドに穴が開いてる。それこそ、ネズミ1匹通るのにちょうどいいサイズだ。そう、これは千代田区が駆除業者と提携して接地した、ドブネズミを駆除するための箱なのだ。じつは千代田区では、令和5年度から令和6年2月頃まで、ドブネズミの生息調査を区内全域でおこなっていた。たしかに思い返してみれば、オフィスから駅までの区間で同じような箱を当時いくつも見かけた。
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この箱で千代田区内のドブネズミの生態を調査し、今回いよいよ駆除に乗り出したということだろう。とはいえ、こんな車道の真横にある茂みに黒い箱がいくつも置かれている光景は異様だ。これは千代田区が独自にやっている取り組みとのことで、全国区の活動ではないという。
なお、この箱には殺鼠剤が入っているので、むやみやたらに触るのはNG。もちろん、ドブネズミを見つけても、さまざまな雑菌やウイルスを持っているので、こちらも控えたほうがいい。
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道路というのは、ふと目線を道以外に向けると、面白いものが置かれているものだ。もし千代田区に訪れることがあったら、街なかに突如現れたドブネズミ駆除装置を探してみて欲しい。3月24日(日)まで、千代田区の各所に設置されているそうだ。