協調人工知能があればカーナビどころか地図ナシで自動運転を実現! ホンダがを小田原でスタートしたCI自動運転の実証実験とは (1/2ページ)

この記事をまとめると

ホンダが小田原市で自動運転の市街地レベル4実証開始

■実走実験車両はカメラシステムとLiDARからの情報を元にCIを介して自動運転を行う

■ホンダでは2030年度の実用化を目指している

小田原市でホンダCI自動運転技術の実証実験がスタート

 昨年10月からのデータ計測のみのサイレントテストを経て、2026年2月2日から開始されている、神奈川県小田原市と本田技術研究所による交通課題解決に向けたホンダCI自動運転技術の実証実験。この実証実験の見学会が、2月18日にメディア・地元住民向けに開催された。

 本田技術研究所はこれまでも、栃木県加賀町と茨城県常総市でホンダCI自動運転/運転支援の実証実験を行ってきたが、小田原市でのテーマは「CI自動運転レベル4@市街地&郊外」となっている。本田技術研究所では、実証実験を経て2027年度に特定条件下(幅員6m以上、一般的な傾斜条件、最高速度60km/h)での自動運転レベル4認可取得、さらにODD(運行設計領域)の拡大を行い、2030年度には実用化を目指しているという。

 実証実験の詳細に入る前に、まずは小田原市の公共交通の現状に触れておこう。小田原市では鉄道5社/6路線/18駅、路線バス4社により公共交通ネットワークが形成されているが、路線バスに関しては利用者の減少等などでの減便や廃止が行われているほか、運転手不足での廃止もあるそうだ。このような理由から、運転士不足の解決策のひとつとして、自動運転技術の活用に市としても注目しているという。

高精度地図の使用無しで自律走行が可能となるホンダCI

 小田原市での実証実験で使用されるモデルは、センサー類を各所に装備したホンダCR-V。まずはこの車両で実証実験を行い、EVモデルのN-VAN e:に移行していく予定だ。

 西湖テクノパーク付近に設置されたコースに関しても段階的に拡大し、最終的には対応速度域を60km/hまで拡大するとのこと。ちなみにこのコースは、小田原市のバス路線のひとつになっている。


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