この記事をまとめると ■Q by アストンマーティン がヴァンキッシュ・ヴォランテをベースにワンオフモデルを製作
■「ウェーブエディション」と名付けられ車両全体でフロリダの海を表現する
■オークションに出品され落札金全額がナポリ児童教育財団に寄付される
フロリダの海を纏った特注モデル ヴァンキッシュ・ヴォランテは、アストンマーティンが誇るもっともパワフルなコンバーチブルだ。5.2リッターV12ツインターボエンジンを搭載し、835馬力と1000Nmのトルクを発生。0-100km/h加速は3.4秒、最高速度は344km/hに達する。
このフラッグシップモデルをベースに、アストンマーティンのパーソナライゼーション部門「Q by アストンマーティン」が1台限りのワンオフモデル「ウェーブエディション」を製作した。この車両は2026年1月31日に開催されるナポリ・ウィンター・ワインフェスティバルのオークションに出品され、収益はすべてナポリ児童教育財団(NCEF)に寄付される。同財団は2001年以来、フロリダ州コリアー郡の恵まれない子どもたちのために3億3600万ドル以上を調達してきた。
ウェーブエディションのデザインは、コリアー郡の美しい海岸線からインスピレーションを得ている。エクステリアには「Q イリデセント・サファイア」と呼ばれる魅惑的なブルー仕上げが採用され、微妙な緑色の輝きをもつ。このダイナミックな塗装は、南フロリダのエバーグレーズ周辺の水の動きを表現したものだ。その各所にあしらわれるグロスブラックに着色されたカーボンファイバーが流れるようなシルエットを強調する。
ヴァンキッシュ・ヴォランテ ウェーブエディション 画像はこちら
特注のクラブスポーツ・ホワイトのリバリーは、グロスブラックのカーボンファイバー上を走り、海岸の岩に打ち寄せる波のような印象を与える。
ボンネットのF1インスパイアードのサーモスルーバー、サイドフェンダー、リヤシールドには波をイメージしたピンストライプが施される。レッドのブレーキキャリパーは、フロリダの沿岸水域を示す赤いブイへのさりげない敬意だ。グロスブラックカーボンファイバーのサイドストレーキには、ホワイトの”V12″ロゴが波のリバリーと呼応する形で配置されている。
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インテリアは、グレイシャー・ホワイトを基調とし、グロスブラックのカーボンファイバーが随所にあしわられる。ペールブルーのコントラストステッチとウェルトは、流れる波頭を抽象的に解釈した特注のウェーブモチーフを形成し、ヘッドレストに刺繍され、シルプレートにも刻印されている。
リヤキャビンのカーボンファイバークロスブレースには、外装と同じクラブスポーツ・ホワイトのリバリーピンストライプが施されている。レッドアルマイト仕上げのスタート・ストップロータリーは、内装における沿岸ブイへのさりげない言及となっている。
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Q by アストンマーティンの広報担当であるヴィットリオ・ガッバは、「ヴァンキッシュ・ヴォランテ ウェーブエディションは、動きのなかの彫刻であり、水の美しさとダイナミズムを体現しながら、アストンマーティンを定義する心を揺さぶるパフォーマンスを提供するモデルだ」とこのモデルについて述べる。
このワンオフモデルは、アストンマーティンの職人技と、チャリティーという社会的使命を結びつけた1台として、ナポリ・ウィンター・ワインフェスティバルに登場する。はたしてどれほどの価格となるのか、楽しみなところである。