この記事をまとめると
■ホンダアクセスと無限の最新パーツを体験試乗
■それぞれの用品の違いが実感できた
■シビックタイプRやプレリュードといったスポーツモデルのカスタムも魅力的だ
無限&アクセスの真髄を探る
「えっ、もうあるの!!」ホンダアクセスと無限の特別試乗会で驚いたのは、2026年1月に開催されたTAS=東京オートサロンに展示されたばかりのモデルたちが並んでいること。しかも、CR-VやSuper-ONEはまだ正式発表前にもかかわらずである。もちろんそこはメーカーだけに抜かりなく、それらは用品の解説と撮影のみで、撮影のための移動はできても、「抜け駆け試乗」はできない紳士協定。
無限&ホンダアクセス Super-ONE プロトタイプ画像はこちら
ということで、試乗できるのはホンダアクセスと無限がリリースするカスタマイズモデルたちで、各社それぞれ早くもプレリュード用アイテムを揃え、シビックタイプR用も充実させた。やはりホンダにはこうしたスポーツモデルの存在が極めて重要なことを改めて感じさせる。
今回は実体験、比較できたモノからお話ししよう。まずはアクセスのヴェゼル専用のアルミホイール、MS-050だ。18インチ7.5Jのインセット55mm、PCD114.3と完璧に同サイズで、ヴェゼルの標準装着ホイールと重量も同等。タイヤも同銘柄も同サイズを装着済みだ。
左:ホンダアクセスMS-050 右:純正ホイール画像はこちら
2台用意されたヴェゼルのうち、まずは標準ホイールから試乗。路面の繋ぎ目の段差が大きく、しかも舗装面もざらつく荒れた路面と、明らかにフラットでロードノイズが滑らかに変化する路面など、違いを確認するのに好都合な西湘バイパスが今回の試乗コース。
標準ホイール装着のヴェゼル画像はこちら
確かめた標準ホイールの印象が残るうちにMS-050装着車に乗り替えてスタート。「ホイールもサスペンション」というホンダアクセスの考えは、タイヤも含めてそのとおりだと思う。「ホイールの剛性バランスを最適化」、つまり、荷重や横Gを受けたときにホイールがしなる、変形させることでタイヤの接地面圧を高めるという狙いがある……と、アクセスは解説するが、乗る前の時点では「?」マーク。しなる、変形することはいいことなのだろうか?
しかし、MS-050装着車に乗ってみると、西湘バイパスに向かう道路のざらつき、細かな凹凸の連続をソフトに吸収する感触に変わった。西湘バイパスの繋ぎ目の段差も滑らかに吸収する。稚拙だが擬音で表現すると、”ゴトンゴトン”と段差を通過したものが、”コトンコトン”に変わるのだ。
ホンダアクセスと無限の用品・コンプリートカーを桂 伸一が試す画像はこちら
疑り深い筆者は、試乗会場に戻るなりタイヤの空気圧を両車ともチェック。どちらも指定空気圧であった。ということは、ヴェゼル専用がミソなのか、つまりヴェゼルの弱点を好転させるなにかを掴んでいるから専用なのだろうか? 体験すると、こんなに変化するのなら、ほかのモデルにも展開すればいいと思ってしまう。理由はどうあれ、低中速域までいい意味で変化したことは間違いない。超高速域でどうかは未体験だが、興味深いところだ。