ニトリや島忠ホームズにも順次設置中
そしてこの「Honda Charge」、ホームファニシングチェーンであるニトリ、傘下の島忠ホームズにも協業という形で順次設置されるとのこと。ニトリでは、「2050年のカーボンニュートラルを目標としていることから、EVの普及は不可欠と考えています。そんなところがホンダの理念と通ずるものがありますし、両店とも生活の動線にある店なので、相性がいいと考えています。実際にニトリでは、2015年に一部店舗で2kWの充電器を設置していたほか、現在でも全国で充電器を設置しているので、EV普及にも協力している側面があります」とは、ニトリホールディングスSDGs推進室で室長を務める奥田 理氏。
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ニトリでは無料の駐車場が多いことから、買い物中に気軽に充電できるのは大きなアドバンテージだ。「充電のために行く」のではなく、「生活動線のなかで充電できる場所」にするのが、ニトリの目標だ。なお、急速充電は一般的に30分が上限だが、ニトリや島忠ホームズに設置される「Honda Charge」は60分を上限とし、買い物をする際にゆとりがもてるようになっている。
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ただし注意点もある。たしかに便利なサービスなのだが、ニトリや島忠ホームズに設置されている「Honda Charge」は、店舗の営業時間内でしか使用できないので、早朝や夜間は使えない点は気をつけたい。「Honda Charge」自体は設置場所次第では24時間使えるので、アプリで営業時間を確認してほしい。
「Honda Charge」は現在、90kWの急速充電器と6kWの普通充電器が用意されており、前者は1分あたり77円、後者は10分で77円。参考までに、50kWの急速充電器は1分あたり55円とのこと。「Honda Charge」の利用は会員登録などすべて無料なほか、充電プランというものがないので、ガソリンのように使ったぶんだけ都度支払う仕組みだ。ユーザーが使ったぶんだけ支払うというシンプルさをウリにしているという。
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今回取材で訪れた島忠ホームズさいたま中央店には、6kW出力の普通充電器が2機と、90kWの急速充電器が1機設置されていた。増えつつある150kWの充電器を用意していないのは、「買い物しながら使うとなると、90kWのほうが相性や費用面で都合がいいので、このスペックにしています」と語る。
まだサービスが始まったばかりの「Honda Charge」。これから投入される新モデルとあわせて全国に増えれば、急速充電器界のゲームチェンジャーになるかもしれない。