テレビ番組の「穴掘り」までもついつい突っ込む! 重機オペレーターにだけ伝わる「あるある」ネタ (2/2ページ)

現場で積み重ねられた経験が表れる

無線や合図よりも、現場の空気でわかる

 安全のためには、明確な合図や声かけが欠かせない。しかし、長く同じ現場で作業していると、作業員の立ち位置や目線、手の動きだけで「次はそこを掘ってほしいんだ」「そろそろダンプを入れたいのかな」とわかることがある。

休憩中でも機械の音に反応してしまう

 エンジンのかかり方、油圧ポンプの音、旋回時のきしみ、キャタピラの異音など、機械の音に敏感に反応してしまう。いつもと違う音がすると、「どこか緩んでいるのではないか」「グリスが切れているのではないか」と気になる。自分が乗っていない機械でも、変な音がするとつい振り返ってしまう。

うまい人ほど動きが静か

 初心者はどうしても動きが大きくなり、ブーム、アーム、バケット、旋回がばらばらになりやすいのだが、熟練者の操作はなめらかで、無駄な揺れが少ない。そのためバケットを満杯にしながらもこぼさず、ダンプの荷台に衝撃を与えず、機体を大きく揺らさないという神業が身についている。派手に見えないが、じつはこうしたベテランは圧倒的に作業が速い。

 頭のなかでは常に周囲、地盤、機械、工程、安全を見ているため、重機オペレーターのあるあるには、現場で培われた経験が多く詰まっているのだ。


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