ドイツからイタリアまでWECの取材でマイカードライブ! クルマ移動の費用が高騰しているのはドコの国も同じだった【みどり独乙通信】 (2/2ページ)

アウトバーン以外の高速道路では通行料が必要

 オーストリアからイタリア国境へ入るまでには、ブレンナー峠を通るのですが山に大きな橋が架かっていて、そこを通行するのにも通行料が別途必要となります。ナンバーを登録して先に支払いを済ませておけば優先レーンを通れることをすっかり忘れていた私は料金所に並んで支払いましたが、バカンスシーズンではなく空いていて助かりました。

 ブレンナー峠から少し走るともうイタリアです。そこから次はイタリアの高速道路(アウトストラーダ)に入る料金所が出てきて、ここからイタリアの通行料金が発生します。以前はイタリアの料金所には有人レーンもあったのですが、いまはほとんどありません。

 ドイツや日本のクレジットカードやデビットカードがエラーになったり、領収書が出てこなかったり、現金払いをした際におつりをうっかり地面に落としてしまい後続車のクラクションに諦めて走り去るしかなかったり……、いままで鈍くさくあたふたしたことが多々あった私は思い切って数年前に日本のETCに似たテレパスという機械を取り付けたお陰で、口座引き落としでラクちんになりました。

 このテレパスは年間使用料と車両に取り付ける機械代、高速道路の通行料+引き落とし手数料がかかり、結構な割高となるのですが、料金所でのストレスから開放されることを考えたら仕方ありませんね。ほかにもテレパスは、フランス、スペイン、ポルトガルでも利用することができるので、いつか愛車でスペインやポルトガルにもぜひ行ってみたいものです。

 ブレンナー峠は長い間工事をしていて1車線区間が多く渋滞していましたが、イタリアに入ってからは空いており、順調に流れていました。ナビの到着予想時刻はこの時点では3時過ぎ。5時半までのプレスパス受け取り時間に余裕で行けると安心してサービスエリアでおいしいダブルエスプレッソを飲んでほっとひと息。イタリアはコーヒーの価格もドイツの半額以下で、コーヒー好きにはうれしいかぎりです。

 ドイツのサービスエリアは、トイレの使用に1回1ユーロが必要となるのですが、イタリアは無料で助かります。ドイツとはまた違った雰囲気で、販売されている商品を見ているだけでもワクワクするのが外国旅行ですよね。ドイツはほとんど全国のサービスエリアがチェーン店化されており、どこもほぼ似たり寄ったりで何の新鮮味もありません。イタリアもじわじわとそうなっている感じを受けますが、まだドイツほどではありませんでした。(次回に続く)


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