右ハンドルのデッカイ3列シートSUVってけっこう貴重かも! アメリカからやってくる「トヨタ ハイランダー」の実車に触れつつ詳細リポート (2/2ページ)

米国生産の右ハンドルモデルを導入

 ハイランダーのスタイリングは、どことなく現行ハリアーを連想させるもの。切れ長のヘッドライトと、外周をクロームメッキ仕上げとしたグリルが印象的なフロントフェイスはいわゆる「トヨタ顔」で、日本のユーザーにも違和感なく受け入れられそう。張り出したフェンダーは力強さを感じさせつつ、伸びやかなルーフ&ショルダーラインは都市型SUVらしい上質さと洗練さを兼ね備えている。

 ボディサイズは全長4950×全幅1930×全高1730mmで、決して扱いやすい大きさとはいいづらいが、日本の道路事情にもマッチする右ハンドル仕様である点は特筆すべきポイント。ハイランダーの生産拠点であるインディアナ工場では、日本と同じく左側通行を採用するオーストラリアやニュージーランド向けの車両も生産しており、日本仕様はニュージーランド仕様がベースとなっている。

 3列シートを備えるインテリアは、2列目は3人乗員のベンチタイプを採用。6:4の分割可倒式で、中央部分のバックレストを手前に引き出すと、カップホルダーふたつを備えた肘掛けとして使用できる。前後方向に余裕たっぷりなサイズのりやドアは90度近く開くため、リヤシートはもちろん3列目への乗り降りもしやすい。

 3列目シートはフロア部分が高いものの、前後左右には十分に実用可能なスペースが確保されている。左右にふたつ(計4つ)のドリンクホルダーが備わるところは、さすがアメリカ生まれ! 3列目シートの背もたれ部分を収納すると、やや傾斜はあるものの凹凸のない870リットルもの荷室空間が出現する。

 パワートレインは1種類のみで、RAV4やハリアーでお馴染みのA25A型2.5リッターハイブリッド。ニュージーランド仕様の最高出力は193馬力/最大トルク24.7kg-mを発揮する。燃料タンク容量は65リットルで、レギュラーガソリン対応というのもうれしい点だ。駆動方式は、リヤに駆動用モーターを備えるE-Fourとなる。

 乗員全員が快適に過ごせる居住性を確保しつつ、大型ディスプレイやJBLサウンドシステムなど、高級ミニバンにも匹敵する充実した装備を誇るハイランダー。車両価格は860万円で、2026年5月時点での納期は6〜7カ月とのこと。アウトドアをはじめ、アクティブなカーライフを楽しみたいユーザーには最高のパートナーとなってくれるハズだ。


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