伝統の軽量思想と最新EV技術を融合
ちなみにロータスによれば、このセオリー1のウエイトは1600kg以下に抑えられているという。それがBEVであることを考えれば、この数字はさらに大きな意味をもつことになるだろう。左右のドアは後方に向って開くラップオーバーデザイン。キャビンはセンターにドライバーズシートをレイアウトした3シーターの設計で、したがって重量バランスの最適化、さらには走行中のドライバーの視界を最大限に提供することが可能になる。
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ロータスはこのセオリー1をスタイリングするにあたり、3つのキーワードからなるデザインマニフェストを掲げた。それは「デジタル」、「ナチュラル」、「アナログ」という言葉からなるもので、デジタルとアナログの共存は、すなわちロータスがこれまで伝統的に継承してきたDNAを、いかなる手法で最新のテクノロジーと高次元で融合させていくのかという点において興味深い。
それがもっとも的確に表現されているのはキャビンのデザイン、そして素材や機能にも及び、ロータスはこのセオリー1で「没入型ドライバーシステム」と呼ばれるシステムを採用。これはシートとステアリングホイールに装備された膨張式のポッドをリアルタイムで反応させることで、最適なステアのタイミングなどをドライバーに直感的に伝える機能などをもつもの。フロントガラスには走行中のさまざまな情報が投影され、ドライバーはそれによってさらに快適で安全な、そしてもちろんスポーティな走りが楽しめる。
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最高出力で1000馬力、0-100km/h加速を2.5秒未満でこなし、最高速では320km/hをターゲットとするというセオリー1。それははたしてこれからロータスの新時代を担うプロダクションモデルへと進化を遂げていくのだろうか。ロータス伝統のミニマリズムと軽量化、そして運動性能へのストイックなまでの探究心は、このセオリー1には確かに受け継がれている。今後の進化に大いに期待したいコンセプトカーだ。