この記事をまとめると
■BMWがクーペスタイルのSUV「iX4」を発表
■800Vシステムと新世代バッテリーにより航続距離と充電性能を両立
■スポーティな走りとEVとしての実用性を兼ね備えたモデルとなる
流麗なクーペSUVに最新EV技術を凝縮
BMWの次世代EVファミリー「ノイエクラッセ」に、またひとつ新たな顔ぶれが加わった。第1弾の「iX3」、セダンの「i3」に続く第3弾として世界初公開されたのは、クーペスタイルのSUV「iX4」だ。
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発売は2027年3月で、ドイツ市場の価格は、「iX4 40 xDrive」が7万900ユーロから、「iX4 50 xDrive」が7万5900ユーロから。日本仕様や日本での価格は、現時点で明らかになっていない。
ノイエクラッセといえば、800Vシステムや円筒形セルの新型バッテリーを核とする第6世代「eDrive」が最大の売りだ。iX4もその技術をそのまま受け継ぎつつ、ノイエクラッセ特有のそぎ落としたデザインを、より情熱的な方向に解釈した1台に仕上げている。グレードは前後に1基ずつモーターを積む4WDで統一され、出力と電池容量で3種類にわかれる。
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発売時点で選べるのは2グレードだ。「40 xDrive」は82.6kWhのバッテリーを積み、最高出力374馬力、最大トルク520Nm。0-100km/h加速は5.6秒で、WLTPモードの航続距離は最大638kmとなる。「50 xDrive」は108.7kWhの大容量バッテリーにより、469馬力・645Nm、0-100km/h加速4.9秒を発揮し、航続距離は最大828kmに達する。いずれも走りの要になるのは、駆動系と走行制御を統合する高性能コンピューター「ハート・オブ・ジョイ」だ。従来比で10倍の処理速度をもち、制御の入力数も減らすことで、よりスムースで正確な挙動を狙った。
その後に追加されるのが、Mパフォーマンスモデルの「iX4 M60 xDrive」だ。612馬力・875Nmという圧倒的なスペックで、0-100km/h加速はわずか3.9秒、最高速は電子制御で240km/hに設定される。航続距離は最大777kmで、M専用のAWD制御とM専用ディスプレイが与えられる。M60は2027年1月から受注を開始し、市場への投入は段階的に進む。なお、このM60 xDriveグレードは、iX4の発表と同タイミングで、先行して販売されるiX3にも投入が決定された。
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800Vシステムの恩恵がはっきり出るのが充電性能だ。50 xDriveとM60は最大400kWのDC急速充電に対応し、10分の充電で、50 xDriveなら最大387km、M60なら最大360kmぶんの航続距離を回復できる。40 xDriveも最大300kWで、10分の充電で最大301kmぶんを確保できる。普通充電は最大22kWに対応し、バイディレクショナル充電(車両からの給電)機能も備える。