トヨタの豊田章男会長が旭日大綬章を受章! 米国自動車殿堂入りに続く栄誉を受け「もっといいクルマづくり」へ

この記事をまとめると

■トヨタ自動車の豊田章男会長が自動車産業への貢献を評価され旭日大綬章を受章

■9月には米国自動車殿堂入りも果たし国内外で相次いで栄誉に輝く

■仲間や顧客などへの感謝を示し未来に向けた挑戦を続ける姿勢を強調した

国内外で相次ぐ栄誉

 トヨタ自動車の豊田章男会長が、旭日大綬章を受章することが11月3日に発表された。

 豊田会長は、受章にあたって次のようにコメントを発表している。

このたび、旭日大綬章の栄誉を賜りましたことは、身に余る光栄でございます。

今回の受章は、これまでともに歩み、挑戦を続けてきた仲間たち、日本そして世界のお客様、仕入先、販売店、地域社会をはじめとする多くの皆様のご支援とご指導の賜物であり、心より感謝申し上げます。

私はこれまで、「もっといいクルマづくり」と、その先にある「幸せを量産する」という思いのもと、多くの仲間とともに挑戦を続けてまいりました。

自動車産業は多くの人々の暮らしや夢を支える産業です。この受章を励みとして、これからも仲間とともに未来への挑戦を続け、我が国の産業と社会の発展に少しでも貢献してまいりたいと存じます。

 仲間、お客さま、仕入先、販売店、地域社会へと、感謝の対象を丁寧に並べているのが印象的だ。コメントで繰り返された「もっといいクルマづくり」と「幸せを量産する」は、トヨタが企業活動の軸としてきた言葉でもある。

 豊田会長にとって、今年はこれがふたつ目の大きな栄誉になる。9月23日には、米国デトロイトで開かれた授賞式で、米国自動車殿堂(Automotive Hall of Fame)入りを果たしたばかりだ。この日は豊田会長を含む4組が表彰された。

 米国自動車殿堂は1939年に設立され、これまでに世界中から300人を超える自動車業界のリーダーやイノベーターが選ばれてきた、自動車業界で最高の栄誉とも呼ばれる顕彰だ。トヨタの関係者としては豊田会長を含めて5人目の殿堂入りで、創業者でもある祖父の豊田喜一郎氏、豊田英二氏、大野耐一氏、父の豊田章一郎氏が先に選ばれている。豊田家に限れば、喜一郎氏、英二氏、章一郎氏に続く4人目だ。報道によれば、日本人としては11人目にあたる。

 授賞式のスピーチで豊田会長は、「この場に立てたのは販売店の皆さんと、世界中の約40万人のトヨタの従業員のおかげだ」と感謝を述べている。さらに、自動車産業の先行きに不確実性があるとしたうえで、力を合わせて社会に良い影響をもたらすためになにができるかに目を向けようと、協調を呼びかけた。また、祖父の夢をはるかに超える発展を遂げたと語ったことも報じられている。

 今回の旭日大綬章のコメントでも、感謝の最初に挙げたのは「これまでともに歩み、挑戦を続けてきた仲間たち」だった。海外と国内、場所は違っても、「ひとりの栄誉ではなくみんなで受けた栄誉」という姿勢は変わらない。

 自動車産業への貢献が、国内外で続けて評価された1年。豊田会長はこの受章を励みに、仲間とともに未来への挑戦を続けると宣言している。


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