運転のしやすさはクラウンと変わらないってマジ!? いまどきはスーパーカーをアシにするオーナーもいる (1/2ページ)

この記事をまとめると

■最近のスーパーカーはATが当たり前でエアコンやオートクルーズまであって快適だ

■快適なスーパーカーを普段のアシとして乗っているという話を聞くことはあまりない

■じつは意外なことに普段のアシとしてスーパーカー乗ってオーナーもいる

スーパーカーは普段のアシになるのかオーナーに直撃した

 昔のスーパーカーならまだしも、最近ではATが当たり前になって、エアコンはおろかオートクルーズまであったりして、快適そのものじゃないかと。しかしながら、普段のアシとしてガシガシ乗っているという話はさほど聞きません。車高が低いゆえに運転しづらいとか、はたまたリセールバリューを狙って節約しているとか、そのあたりの事情を探ってみました。

 まず、話を聞いたのは美容整形医師として、いくつかのクリニックを経営している藤木さん(仮名)。30代後半の彼は最初にポルシェ911、次いでランボルギーニ・ウラカンときて、現在はマクラーレン(本人の希望でモデル名は伏せます)を所有。奥さまというか、ファミリー用にレンジローバーとレクサスの小っちゃいモデルもあるそうです。

「ポルシェとウラカンは普段の通勤にも使ってましたよ。クルマとしては乗りやすかったですね。視界? まったく気になりませんでした。故障もしなかったし、ディーラーで何百万という修理代を取られたこともありません。当時はクリニックが2階にあって、1階が駐車場だったので、看板代わりにもしてました(笑)。真っ赤なポルシェとか、蛍光グリーンのウラカンとか、いい目印になるでしょう。その頃はクリニックを増やしていった時期だったので、スポンサーにアピールする意味でも、高いクルマに乗って見せたかったんですよ」

「いまのマクラーレンはバッテリーが弱点なんです。自宅で充電していても、出先でエンジンがかからなくなったことがあって、それ以来怖くて通勤には使ってないです。もちろん、ディーラーに入れましたけど、根本的な解決に至っているのかどうか……。リセールバリューも考えないではありませんけど、一度でもスーパーカーと呼ばれる特権的なクルマに乗ると、そんなことどうでもよくなっちゃうんじゃありませんかね」


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石橋 寛 ISHIBASHI HIROSHI

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