この記事をまとめると
■クルマで都心に行くと高額な駐車料金や混雑した状況での運転によるストレスを伴う
■都心のクルマ移動は渋滞や複雑な分岐に加えて狭い路地や一方通行など危険が潜む
■そこで「郊外の安いコインパーキング+電車」が有効な選択肢となる
都心への行き方を考える
とにかく人もクルマも多い都心エリア
土日に東京都心へ行く用事といえば、ライブ、イベント、買い物、映画……とさまざま。しかし、クルマ派にとって都心という場所は、駐車場問題が立ちはだかる。混雑日にハマるとストレスだけでなく、高いコインパーキングしか空いておらず、出費も増えるだろう。
ここでオススメなのが、「クルマ+電車」のあわせ技だ。郊外(または都心の手前)にクルマを停めて電車で入る、いわゆる「パーク&ライド」である。理由はコストが削減できるだけではない。出費と所要時間のブレを小さくできるからだ。ここからは「土日の新宿」を例に、当たりとハズレの両パターンを見ていこう。
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「クルマだけ」で都心へ行くとどうなるか
まずはコインパーキングの料金からだ。土日の新宿に1日停めると、いくらくらいが現実なのか。同条件で比べるために「滞在8〜12時間」の日帰りおでかけを想定し、新宿区内の24時間最大料金(2000〜3000円)のサンプル平均を出すと、約2500円ほどとなった(料金はWEB CARTOP編集部調べ/場所・条件で変動)。
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ここで怖いのは、最大料金がない場所や、そもそも停められなかった場合だ。休日に最大料金ありの場所を探しているうちに、結局最後は最大料金がない区画に停める羽目になる可能性はゼロではない。
最大料金ありのコインパーキングに入れない状況で、こうした選択肢しか残らないと、短時間ならともかく、1日出歩くとなると、出費は一気に重くなる。つまり運がよければ停められるが、「安く停められる保証」はない。これが土日の新宿の本質である。
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「クルマ+電車」で都心へ行くとどうなるか
次に、クルマで都心の手前まで行って停める「パーク&ライド」のパターンを、実例で並べる。電車運賃はきっぷ運賃の例で、ICは数円単位で前後する(最大駐車料金の例はWEB CARTOP編集部調べ)。
町田駅に駐車→小田急で新宿駅へ:最大駐車料金900円+往復780円=1680円(所要時間:約30分)
橋本駅に駐車→京王で新宿駅へ:最大駐車料金1000円+往復820円=1860円(所要時間:約45分)
調布駅に駐車→京王で新宿駅へ:最大駐車料金1300円+往復560円=1860円(所要時間:約20分)
海老名駅に駐車→相鉄で新宿駅へ:最大駐車料金950円+往復1040円=1990円(所要時間:約45分)
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こうして数字だけ見ると、新宿へ行くと考えたら安い上に、パーク&ライドは混雑しても総額が崩れにくい。しかし、クルマで新宿に直行して混雑している場合、駐車場所によっては条件次第で金額が跳ね上がりやすい。しかしこれはひとりで動く場合の話。複数人でクルマで移動すると考えれば、クルマのほうが安い場合もある。
新宿へクルマで行くのが悪いというわけではない。だが、ライブやイベントなどがある土日のように「混むのが確定している日」は、クルマは人や物を運ぶ役、電車は都心を抜ける役と割り切ると、結果的に安上がりになる可能性が高い。駐車場探しで体力を削るよりも、出費を固定して、その日の予定に集中したほうが、都心で過ごす時間の質を上げることができるはずだ。