この記事をまとめると
■HRCが開発に関与した特別なシビックタイプRが東京オートサロン2026に登場
■専用エアロやアクラポヴィッチ製マフラーなどレース直系の装備が随所に盛り込まれている
■市販化は未定だが鈴鹿でのテストでは高いダウンフォース性能が確認された
HRC主導で進化したシビックタイプRが登場
ホンダは「東京オートサロン2026」において、数々の新型車を披露しました。なかでも注目となったのが、ホンダのモータースポーツ活動を担当するホンダ レーシング(HRC)も開発にかかわったという「シビックタイプR HRCコンセプト」です。
FL5という型式名でも知られる、現行モデルのシビックタイプRがデビューしたのは2022年のこと。K20C型4気筒ターボエンジンを搭載するFFレイアウトの5ドアハッチバックという基本パッケージは先代FK8型から変更ないものの、ターボチャージャーを刷新するなどしてレスポンスを高めながら最高出力も330馬力へと10馬力アップ。最大トルクも2.0kg-m向上して42.8kg-m/2600-4000rpmを発揮しています。
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そんなシビックタイプRは、2025年にインテリアの多くの部分にブラックスウェードを採用した「レーシングブラックパッケージ」をモデル追加したものの、動力性能に関する部分に変更はなし。今回展示されたシビックタイプR HRCは、HRCがモータースポーツ車両の開発やレースへの参戦で培った技術・知見を徹底的に反映させたコンセプトモデルです。
車両スペックについて詳細は明らかにされておらず、またボディ表面にはパープル/ブルー/レッドのカモフラージュ柄がラッピングされているためデザインも判別しづらいものの、ボディまわりはベース車両のシビックタイプRとは大きく変更されていることがわかります。
シビックタイプR HRCのフロントスタイリング画像はこちら
フロントバンパーは左右にカナード状の「ヒゲ」の存在が確認でき、リップスポイラーも追加。開口部の奥にはHRCのロゴが塗装されたインタークーラーと思われる冷却系部品の姿が見えます。また、左右フェンダーは明らかに大きく盛り上がっているほか、サイドステップやリヤアンダースポイラー、さらにリヤウイングも専用形状となっていることがわかります。
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ホイールはベースモデルと同様のブラック塗装された19インチですが、よく見ると形状は異なっており、おそらくBBS製と思われるタイプへと交換。タイヤはシビックタイプRにディーラーオプションとして設定される「ミシュラン・パイロットスポーツ CUP2 CONNECT」が装着されています。
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