登場から数年とは思えないほどのバリエーション! ファン垂涎のGRヤリス「限定モデル」を一挙紹介!! (1/2ページ)

この記事をまとめると

GRヤリスはデビュー当初から象徴的な限定車を展開してきた

■WRCドライバー監修モデルやMORIZO RRなど競技直結の思想が特別仕様に反映

■2026年のオジエ9xまで一貫して走りを最優先する姿勢が支持を集め続けている

意外なほど多いGRヤリスの限定モデル

 世界最強クラスの3気筒ターボエンジンに、高度な4WDシステム「GR-FOUR」。スポーツカー氷河期ともいえるこの時代に、トヨタが本気で走りの楽しさを追求した結果、カーマニアから絶大な支持を得ているのがGRヤリスだ。そのGRヤリスは、デビュー時から数多くの限定生産モデルを展開することでもたびたびユーザーの話題を集めている。そんな特別なGRヤリスたちを振り返ってみよう。

First Edition

 その名のとおり、デビューと同時にお目見えした第1の限定車がFirst Editionだ。2020年1月に開催された東京オートサロン2020にて世界初公開されたGRヤリスは、同年夏の発売を目指すとし、公開された1月10日より6月30日まで、先行予約をウェブ限定で受け付けた。

 その際に用意されたFirst Editionは、RZとRZ “High Performance”それぞれに用意され、マットブラック塗装を施したラジエターグリル、フロントサイドディフューザー、リヤスポイラーおよびリヤバンパーを特別装備。RZ “High Performance”をベースとするほうには、マットブラック塗装のBBS製鍛造アルミホイールも備わった仕様となっていた。First Editionの生産台数は公表されていないが、デビューから5年以上は経つだけに現在では珍しい存在だろう。

モリゾウセレクション

 トヨタが提供するサブスクリプションサービス「KINTO」専用に用意されたのがモリゾウセレクション。モリゾウの愛称で知られるトヨタ自動車会長(当時は代表取締役社長)のプライベートチームである「ROOKIE Racing」にちなんだデザインが随所に盛り込まれた。

 ROOKIE Racingのイメージカラーである青と黄色がステッチなどインテリアの各部にあしらわれ、ヘッドレストや運転席側ドアスイッチベースにはROOKIE Racingのロゴが入る。ニッチなところでは、スプリング・ショックアブソーバーにも専用塗装が施されていた。

GRMNヤリス(500台限定)

 GRMNヤリスは、第1世代(前期)GRヤリス最後の限定車にして、集大成ともいえる存在として2022年に登場した。モータースポーツの現場からフィードバックを受けて開発されたこのモデルは、まさにメーカー純正フルチューンといえる内容をもつ。

 クロスミッションとローファイナルを採用し、同時にその強度もアップ。軽量高剛性なカーボンをフードやルーフ、リヤスポイラーなどに採用したことに加え、リヤシートを撤去して乗車定員を2名としたことによって約20kgの軽量化を実現させたほか、スポット溶接打点と構造用接着剤の塗布面積を増加させ、大幅にボディ剛性を向上させた。

 前後の機械式LSDやフルバケットシートといった標準装備とは思えない装備類も話題を呼んだ。モデル展開は、標準のGRMNヤリスのほか「サーキットパッケージ」と「ラリーパッケージ」が展開され、前者には減衰力調整機能付きのビルシュタイン製ショックアブソーバー、後者にはサイドバー付きのGRロールバーなどが装備された。いうまでもなく中古相場は高止まりで、後期型が登場した2026年現在でも新車販売価格を超えるプライスで取引されている。


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