この記事をまとめると
■大雪に備えるためにはスタッドレスタイヤなど事前の車両準備が欠かせない
■燃料や充電残量の確保と車内防寒装備の準備なども立ち往生時の安全確保につながる
■準備が万全でも無理に運転しない判断が最重要となる
雪に不慣れな地域こそ事前の冬支度が肝要
日本の首都である東京をはじめとする関東エリアに雪が降ることは、真冬であっても滅多にありません。大雪ともなればなおさら。しかし、ゼロではありません。降るときはドカッと降ります。
「大雪」といっても、降雪地帯に暮らす方たちにとっては「なんだそんな程度か」と思われても無理はありません。北海道に住む叔母からも、電話越しに「その程度で大雪だなんて東京の人はおおげさねぇー」といわれます。しかし、雪に慣れていない地域に暮らす身としては、積雪23cmともなれば「今回はかなり雪が降ったな」となるわけです。子どもたちは雪だるまを作ったりと大よろこびですが、大人は正直うんざりというのが本音。
そこで今回は、降雪前にやっておきたいクルマの冬支度についてまとめてみました。
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●タイヤ
クルマ通勤が必須という人であれば、事前にスタッドレスタイヤに履き替えておく(あるいはすでに履き替えてある)ことが賢明です。スタッドレスタイヤまでは不要であれば、タイヤチェーンを用意しておくと安心です。ぶっつけ本番だと装着に手間取る可能性が高いので、事前に練習しておくといいでしょう。もっとも避けるべき行為は「降雪時や路面凍結時におけるノーマルタイヤでの走行」です。タイヤがスタックして動けなくなり、長時間にわたって大渋滞を引き起こす可能性があるからです。
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●バッテリー
夏場だけでなく、真冬のこの季節もバッテリーにとっては過酷な時期です。低温によってバッテリー自体の性能が低下し、充電効率が下がる一方で、エンジン始動に必要な電力や電装品の使用量が増加します。通勤や通学などでの短距離走行を繰り返す運転が日常的になっている場合、さらには3〜4年以上使用しているバッテリーは要注意です。ある日突然、エンジンがかからないといったことにもなりかねません。帰宅時など、少し遠まわりしてバッテリーを充電するように心掛けてください。
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●ウォッシャー液&ワイパー
ウォッシャー液は原液または寒冷地対応タイプを使用し、大雪が予想されるときには水による希釈は避ける(凍結・噴射不能の原因となるため)必要があります。また、ワイパーゴムに関しても、雪が付着しやすい場合は冬用ワイパーも有効です。ゴムの劣化による拭きムラ・視界不良を招くおそれがあり、通常時よりも事故を誘発する可能性が高まるためです。
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