地元民に愛される至福の一杯! あなたの食欲”摘み”とります
今回ご紹介する食堂は、埼玉県は児玉郡上里町で1964年(昭和の東京五輪の年!)創業という老舗名食堂「相川食堂」だァァァァ!
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まずうれしいのは、駐車場がと〜にかく広い。都心の小学校のグラウンドくらいある。満車になる想像がつかない。「CARトップ」読者の皆様には、まず一番嬉しいでしょ、これ。
さ、満を持して料理関連のことを書くが、まず注目は「つみっこ定食/1000円」だ!「『つみっこ』って……なぬ?」そういう方もいるでしょう。ワタシも知らなかったが、「つみっこ」とは店内メニューの説明によると、いわゆる「すいとん」なんすが、埼玉県本庄市周辺の郷土料理。練った小麦生地を摘み取ることを「つみっこ」と方言で呼ぶことから、この料理名がついたそうな。さらに相川食堂では、地元・上里町産の小麦粉を使用するという、食材からして正真正銘の郷土料理!
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これは頼まぬワケにはいかぬ。
さて。このお店の定食は、単品料理に300円追加で、ゴハン・漬物・小鉢・味噌汁が付いてくるシステム。要するに、つみっこは単品だと700円ってことね。
とくれば、当連載最愛の料理「もつ煮込み/600円」に300円追加で定食にしようと一瞬思うも、メニューをよく見ると、単品に600円追加で、ゴハン・漬物・小鉢ときて半ラーメンが付いてくる「半ラーメンセット」なる魅惑のシステムもあるじゃないですか! ってことで、もつ煮込みを半ラーメンセットで注文。
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魅惑のシステムと言えば! 相川食堂にはもうひとつ、とんでもない魅惑のシステムがある。なんとサラダバーがあって、ひとり1回、自由に盛り放題!
チェーン系のステーキ系ファミレスとかでたまに見かけるけど、こういう個人のお店でこれをやってるって、ちょっとありえないよ。さらにセルフサービスのコーヒーもひとり1杯無料。このお店の心意気には涙が出る。
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さぁ〜つみっこです。これが出汁に牛すじが入ってて、まずその牛のふくいくとした香りが食欲中枢に刺さる。続いてすいとん……もとい、つみっこを食べると、ほのかに柚子の香りが絶妙! すいとんって、古くさいイメージあるかもしれないけど、要するに日本版のショートパスタだからね。イタリアのプーリア地方の名物パスタ・オレッキエッテの日本版……というかオレキエッテがイタリア版すいとん……もとい、つみっこ! これはギャルにも食べてほしいよ。
そしてもつ煮込み。ハッキリいう。埼玉北部から群馬にかけての一帯のもつ煮に間違いはない。さらにこの店のもつ煮は創業時から60年以上続くメニュー。その歴史が積み重ねた、もはやダブルで間違いのない旨さ。
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あとね、小鉢の菜の花のおひたしが、キクラゲ入ってゴマ油をちょいと効かせた中華テイストも感じる逸品。
通うというより住みたいよ。
●相川食堂
関越自動車道の本庄児玉ICを降りて、伊勢崎・本城市街方面へ。そのまま国道462号を直進し、西富田(西)交差点を左折。県道23号をしばらく進み古新田交差点に辿り着いたら左折するとすぐ右側に現れる。オーナーの相川さんは元ランドクルーザー40乗りという生粋の四駆ファン。
住所:埼玉県児玉郡上里町七本木2598
営業時間:11:00~14:30/16:30~21:30
定休日:日曜日
※本記事は雑誌「CARトップ2026年6月号」の記事を再構成して掲載しております