この記事をまとめると ■BYDから新型SUV「ATTO 3 EX」が登場
■電池容量を74.88kWhへ拡大しAWDモデルを追加
■安全装備と快適装備も大幅に強化された
中身はほとんど全面刷新 BYD Auto Japanが9月29日、ミドルサイズSUV「ATTO 3」を大幅に刷新した新型「ATTO 3 EX」を発売した。税込価格は後輪駆動(RWD)モデルが437万8000円、四輪駆動(AWD)モデルが487万3000円となる。
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ATTO 3は2023年1月、BYDの日本市場における乗用車第1弾として登場したミドルサイズSUVだ。取りまわしやすいボディサイズと広い室内空間、EVならではの走行性能や先進装備を武器に、BYD国内ラインアップの顔となってきたモデルでもある。新型の車名に付いた「EX」には、「EXTEND(生活を広げる)」「EXPLORE(選択肢を広げる)」「EXPERIENCE(体験を広げる)」という3つの価値が込められているという。
刷新の核となるのは、搭載するブレードバッテリーの容量拡大だ。従来モデルの58.56kWhから74.88kWhへと拡大したことで、一充電走行距離(WLTCモード)は従来の470kmから、RWDモデルで620km、AWDモデルで550kmへと大幅に伸長。急速充電の最大受電能力も85kWから100kWへ向上し、低温時の充電性能低下を抑える充電予熱機能も新たに採用した。普通充電でもAC充電電流を段階的に設定できるようになり、家庭の電力環境に合わせた充電にも対応する。
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安全面では、バッテリーパックと車体が独立構造だった従来のCTP(Cell to Pack)から、BYD独自のCTB(Cell to Body)へと変更した。バッテリーを車体構造の一部として活用することでキャビンスペースを拡大しつつ、ボディ剛性も向上。約74%の高強度鋼と7つのエアバッグにより、乗員保護性能も高めている。運転支援面ではADASのセンサー構成をミリ波レーダー3基からと5基へ強化したほか、ドライバーの疲労・注意散漫を検知する「DMS」、車内に取り残された子どもなどを検知する「CPD(幼児置き去り検知システム)」も新たに搭載した。
走行性能も大きく手が加えられた。駆動方式は従来のFWDからRWDへと刷新し、モーター最高出力を150kWから230kWへ引き上げ。新たに設定されたAWDモデルは、フロントに100kW、リヤに230kWのモーターを組み合わせ、最高出力330kW、最大トルク560Nmを発揮する。さらにフロントにデュアルボールジョイント式マクファーソンストラット、リヤに5リンク式サスペンションを新採用し、高出力化に対応した。
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装備面では、AWDモデルの前席センターコンソールに容量4.5リットルの車載温冷庫を設置。保温35〜50℃、冷蔵-6〜6℃の温度設定に対応し、日常のさまざまなシーンで活用できる。加えてフロント・前席ドアへの防音ガラス、前席シートベンチレーション、ステアリングヒーター、50Wワイヤレス充電(冷却ファン付き)などを採用し、快適性を底上げした。RWD化に伴いボンネット下には95リットルのフロントトランクを新設し、新たなパッケージングを実用性向上に活かしている。なお、ボディサイズは現行モデルから据え置きとなる。
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バッテリー容量の拡大、AWDモデルの追加、安全装備の刷新と、まさに全方位でアップデートを遂げたATTO 3 EX。BYDの国内ラインアップの中核を担う存在としてさらに存在感を増しそうだ。