この記事をまとめると
■マイナ免許証でカーシェアが利用できないと噂になっている
■利用時に必要な運転免許証の画像や複写を作れないのが理由
■専用アプリによってマイナ免許証に対応しているケースもある
マイナ免許証だと不便な場面は存在する
2025年3月24日より、マイナンバーカードと運転免許証を一体化した「マイナ免許証」の運用が始まった。
運転免許とマイナンバーカードの有効期限が異なるために更新時期がわかりづらいといった課題を指摘されることもあるが、なにより「マイナ免許証だとカーシェアやレンタカーが利用できなくなる」といった噂が広まっているようだ。
カーシェアのイメージ画像はこちら
マイナ免許証に切り替えると、本当にカーシェアは利用できなくなるのだろうか。
たしかに、カーシェアの初期登録や更新においては運転免許証のコピーや画像が必要になる。レンタカーを利用する際にも運転免許証を提示することが求められる。こうしたフローは、運転免許証に文字情報として表示されている有効期限や運転できる種類、条件等を確認するために必須となっている。
マイナ免許証に切り替えると、運転免許情報はデジタルデータとなってしまい、文字としては表示されない。当然の話だが、マイナンバーカードを見せても、カーシェアやレンタカーを利用するのに有効な資格を持っていることを示せないのだ。
実際、カーシェアの大手「タイムズカー」の新規入会においては、『「マイナ免許証」および「サポートカー限定条件付きの免許証」の場合は受け付けできません。』と明記されている。「マイナ免許証でカーシェアを利用できない」という噂は本当のようだ。
タイムズカーではマイナ免許証は登録に使用できない画像はこちら
それでは、すでにカーシェアのユーザーはマイナ免許証に切り替えることはNGなのだろうか。これは、タイムズカー利用者においては絶対にNGとはいいきれない。
なぜなら、すでにタイムズカーの会員である場合は、マイナ免許証に切り替えても会員情報の変更・更新は可能となっているからだ。