【デトロイトショー2016】ボルボのフラッグシップS90が18年振りに復活!

新世代S90は前輪をエンジンで駆動、後輪はモーター駆動のハイブリッド

 2016 年デトロイトショー(North American International Auto Show 2016)でお披露目となったボルボカーズのS90が登場した。1997年に960エステートに代わって登場したのがS90(1998年には生産終了)であったが、その名前が18年ぶりに復活したことになる。

S9001新開発のプラットフォーム「スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー(SPA)」を採用した新世代モデルである。PHEV(プラグイン・ハイブリッド)の「T8 Twin Engine」というパワートレインをXC90に続いて採用。車両サイズは全長4963×全幅1890×全高1443mm、ホイールベースは2941mmとなる。

S9002S9003スーパーチャージャーとターボの過給によって235kW(320ps)/400Nmを発揮する2Lガソリンエンジンが前輪を担当し、容量9.2kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、モーター(65kW/240Nm)が後輪を駆動する。システムとしては300kW/640Nmを発揮するAWD車ということになる。燃費は100km走行あたり1.9L(約52.6km/L)。

S9006時速80マイル(約120km/h)までのS9004ステアリング操作、加減速はもちろん、ブレーキ支援を行なう半自動運転技術を全車に標準装備。この半自動運転を全車に搭載するのは北米で最初のクルマになるという。また、大型動物を検出するシティセーフティ等も搭載し、安全性をさらに高めている。


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