【デトロイトショー2016】シボレーのピュアEV「BOLT EV」を発表

フル充電で320km走行可能となった新型ボルトEV

 ゼネラルモーターズのシボレーブランドから登場するシボレー・ボルトEV。アメリカ・ラスベガスで開催されていた2016 International CES(国際家電見本市)で外観が公開され、そして1月11日から開催となったデトロイトショー(北米国際オートショー2016(North American International Auto Show 2016)で詳細が発表となった。
BOLT EV01シボレー・ブランドでは、プラグインハイブリッド車のボルト(VOLT)があるが、今回発表となったボルトEV(こちらは表記がBOLTとなる)は、完全なピュアEVである。1年前のデトロイトショー2015で、コンセプトモデルが登場。その際に、200マイルの航続距離と3万ドルの価格での市販化を目指す、としていたが、それを現実のものとしている。

BOLT EV025ドアハッチバックボディのフロントにモーターを一基搭載し、床下にバッテリーを配する。搭載するバッテリーは288のセルで構成された60kWh容量のリチウムイオンバッテリー(重量は435kg)。8年/10万kmの保証を付ける。

 フロントに置かれるモーターは150kW(200hp)/360Nmのスペックを持つ。0→96km/h加速は7秒を切る、としている。

BOLT EV08左フロントフェンダー部に240Vの充電口を用意。全くの空から9時間の充電で満充電となり、一回の充電で、200マイルの航続距離を可能としている。オプションのCCS急速充電を使用すれば30分で90マイル走行分をチャージできる。シフトレバーの操作もしくはパドル操作で、回生ブレーキで、ブレーキペダルを踏まなくても車両を停止まで持っていける。

BOLT EV06センターに10.2インチの液晶モニターを持ち、4GのLTE Wi-Fiが搭載されており、Apple CarPlayやグーグルマップが使用できる。補助金なども含め3万ドルから購入が可能となるようだ。

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