30年を超えて京商RCの名車「オプティマ」が復活!

京商のビンテージラジコンは最新のポテンシャルを発揮

 よくクルマ好きが「昔のクルマをそのまま復刻すればいいのに」と妄想を膨らませるが、時代によって変化する法規や安全基準などから、かつての名車をそのまま市販車として復活させることは、ほとんど不可能。たとえば、低いボンネットやスチール製バンパーは歩行者保護の観点から復活させることは難しい。かつての名前とイメージを受け継ぐルックスを与えたヘリテージモデルとして企画するのが精一杯というのが現実だ。WEB CARTOP

 しかし、安全や法規が関係しない世界だったらどうであろう。最新のテクノロジーや素材、などを与えることで、よりパフォーマンスアップした名車を復刻することができそうだ。そうしたノスタルジックな夢を実現できるのがRC(ラジオコントロール)カーなのである。

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 RCカーの老舗、京商が展開している『ビンテージ』シリーズは、1980年代に人気を集めた1/10スケールのRCカーを復刻させたもので、すでに「スコーピオン」、「ビートル」、「トマホーク」といったオフロードレーサーが現代の技術で蘇っている。WEB CARTOPその第四弾として2016年3月に登場予定なのが、名車中の名車、チェーン駆動の4WDレーシングバギーとして多くのファンをとりこにした「オプティマ」である。ドライバーフィギュア(ダストカバーを兼ねたデザイン)も備わった、そのルックスは1985年のデビュー当時にタイムスリップしてしまったと思わせる再現性の高さだが、中身は現代のテクノロジーが詰め込まれている。WEB CARTOP

 前後輪をつなぐ駆動システムは、昔を懐かしむことのできるチェーン方式と、オプティマのオプションとして採用され、現代までブラッシュアップを続けるベルト方式から選択可能。WEB CARTOPそしてマインシャーシは、プレートの厚みを増して強度アップしているだけでなく、その素材も見直されているという。ルックスの特徴でもあるレッドアルマイトのオイルショックもパフォーマンスアップされているというから、単なる復刻版ではないことが理解できよう。WEB CARTOP

 ビンテージを新鮮と感じる世代はもちろん、その懐かしさからRCカー趣味を復活させてしまうオールドファンも少なくないと感じさせる京商「オプティマ」。メーカー希望小売価格は4万2000円(消費税別)となっている。
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