オードリー・ヘプバーンの住んでいた村に直行!

オードリー・ヘプバーンの住んでいた村に直行!

最近のナビは優秀で知らないスイスの村も簡単に案内してくれる

 10年近く前、スイス・ジュネーブショーの取材に行った時のことだ。ジュネーブ近辺はホテルが満室。やむなく「ローザンヌ」の街のホテルに泊まることにした。ジュネーブからレマン湖沿いを走る列車で1時間。観光地として有名な美しい街ローザンヌと言えば、かつてセナが大活躍する前からF1カメラマンとして世界的に有名だった、ジョー・ホンダさんが住んでいた町でもある。WEB CARTOP

トヨタの技術者に教えてもらったヘプバーンの住んでいた町

 そのときのことだ。面識のあるドイツ・トヨタ技術者の古賀さんとローザンヌのホテルで出会い、古賀さんのクルマに同乗させてもらいクルマ談義をしながらレマン湖湖畔を走ったことがある。途中モルジュという町を通過中に古賀さんから「この近くにオードリー・ヘプバーンが住んでいた」という話を聞き、とても興味深く思っていた。WEB CARTOP

 僕にとってオードリー・ヘプバーンといえば、あの「ローマの休日」を10代のころに見て、ヘプバーン扮するアン王女と不思議な体験をすることになったアメリカ人新聞記者(グレゴリー・ペック)との大人のラブストーリーが脳裏に焼き付いていた。かといって今の追っかけのように、住んでいる場所の検索までするわけではない。

 その後、古い映画だけど何度か見ることがあって、ガラにもなくヘプバーン・ファンになっていた。この映画は1953年制作だから、僕の赤ん坊の頃のものだが、最近でもテレビで放映されている名作でもある。ご存じの人も多いだろう。また新聞記者ってカッコいいな、という思いが、雑誌編集者になったキッカケでもある。そんなことを思い出し、今回は時間に余裕があったので、モルジュの街に出かけることにした。WEB CARTOP

メルセデスGLC200dのナビの優秀さに驚く

 足はメルセデスのSUV新型GLC250dだ。日本には発売されていない2.2リッター4気筒のディーゼルターボ仕様である。今回ジュネーブショー取材の足として偶然借りることができたレンタカーだ。GLC250dの素晴らしさは、すでにWEB CARTOPに書いたので是非見てほしいが、とにかく快適なSUV。日本にもぜひ入れて欲しいグレードだ。

 さて、モルジュの街だが、ジュネーブから東にレマン湖沿いをローザンヌ方面に向かう途中に位置している。湖沿いの歴史ある湖畔の町だ。ヘプバーンはモルジュから数キロ離れたトロシェナ村というところに住んでいたという。最近のナビは優秀で、空港で借り出したときはフランス語のアナウンスで苦労したが、英語のアナウンスに変更できてからは、知らないスイスの村でも簡単に案内してくれる。

 トロシュナ村の看板通りにクルマを進めると、目の前に現れてきたのはヘプバーンの顔の記念像だ。その横の通りに生前住んでいたという大きな屋敷があった。

トロシュナ村にあるヘプバーンの名前がついたバス停

 この前にあるバス停の名前がヘプバーンとなっていて、なぜかカッコイイ。時間の流れが止まってしまったかのような村のバス停から、歳を重ねても美しいヘプバーンがバスから降りてくるような錯覚に…。WEB CARTOP

 ヘプバーンは63歳で亡くなるまで30年間暮らしたという。晩年は人道的な活動家でもあった。ちなみに代表作は「ローマの休日」(1953年)、「戦争と平和」(1956年)、「ティファニーで朝食を」(1961年)、「マイフェアレディ」(1964年)など。モルジュの町はレマン湖のほとりで、クルマだとここトロシュナ村から約10分ほどだ。モルジュの市場にはヘプバーンが自ら良く買い物に来たという。

 世界的な大女優だから、晩年でも普段の生活を追いかけるパパラッチがいて、なじみの八百屋に行くと、こっそりと裏口から出ていけるようになっていたという。瀟洒な感じの湖の港町モンジェとブドウ畑と緑の牧草地に囲まれた家。映画のシーンを思い出し、ヘプバーンをしのびながら最新GLC250dで、ジュネーブに向かった。

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