フィアットは「アバルト124スパイダー」で世界ラリー選手権に参戦準備! (2/2ページ)

2017年のスーパーWRカー規定に向けアバルト124スパイダー導入か?

 アバルトを名乗るとなると注目したいのは、モータースポーツへの関心だ。
1970年代に登場した初代フィアット・アバルト124スパイダーは、WRC(世界ラリー選手権)にワークス参戦した輝かしい経歴を持っている。そして今回の一番のトピックは、その初代アバルト124スパイダーをモチーフとしたアバルトカラーのワークスラリー仕様で、こちらは、1.8リッター直列4気筒ターボから300psを発揮する。しかも、2017年のWRCに向けて準備中だというから驚く。

 確かにFIAは2017年から、現在のWRカー規定をさらに過激にした「スーパーWRカー規定」の導入を検討しているとみられ、排気量も現在の1600ccから2リッタークラスに変更されるのではないかと噂されている。
FIAと強いパイプを持つフィアットが、この「スーパーWRカー規定」を先読みして、アバルト124スパイダーのラリーカーバージョンをお披露目した可能性も低くはない。

 (写真はイメージです。初代フィアット124アバルト ラリーワークス仕様)

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