【驚異】中谷明彦もビックリ! たった120万円の中国車SUVが凄い

日本車危うし! トヨタ・アクアを上回る販売台数を誇る

 CARトップ取材班は北京モーターショー直前、中国最大の自動車ウエブメディア「易車網」とのコラボで、面白い取材をしている。その中で、思い切り驚いたクルマがあったので、急いで報告しておきたい。

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 なんと120万円という低価格の中国製SUVの性能が驚くほどしっかりしていた。テストをした中谷明彦選手は、かつて日本のレース界で日本一速いオトコ星野一義選手や片山右京選手と、1990年前後F3000レースでバトルを展開し優勝も経験。1992年にはF1ドライバー候補にもなった。いま自動車評論家として活躍する中谷さんは大学工学部出身の理論派ドライバーとして知られ、その走りの腕前はまだまだ第一級で、そのインプレッションには定評がある。

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 そんな中谷さんが、北京郊外の特別サーキットテストで「120万円のSUV」から降りてきて開口一番「良くできたクルマだね。これが日本円で120万円だとは、信じられない」とビックリした顔で興奮気味に語る。

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Bao Jun 560 というSUVはGMと上海汽車の合弁会社「上汽通用五菱」製だ。サイズは日産ジュークをやや小ぶりにした程度。今回テストした車両は直列4気筒の1.6リッターエンジンに6速マニュアルトランスミッションを組み合わせたモデル。

 室内の質感も高い。革シートにサンルーフを装備、インテリアのイメージはフォード調で、USB接続端子やブルートゥース接続機能も持っていた。とても120万円クラスのクルマとは思えない。

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 そしてなんと、毎月5万台も売れる超ベストセラーカーだという。なんとなくフォルクスワーゲンのティグワンに似ている5人乗りで、オートマティックトランスミッションも用意されている。日本で一番売れているアクアだって月約1万5000〜2万台前後だから、月に5万台も売れるという凄さが分かるだろう。
それにこのメーカーは毎月の生産台数が30万台だというからとんでもないことである。日本車もうかうかしてられない。本気でそう感じた。


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