これぞアメ車のお手本! 威風堂々フルサイズセダンのキャデラックCT6を998万円で販売

コルベットと同じ8速オートマチックトランスミッション搭載

 ゼネラルモーターズ・ジャパン株式会社は、2016年9月から全国のキャデラック正規ディーラーで発売予定のフルサイズ・プレステージセダンとなる新型キャデラックCT6を4月26日に発表した。WEB CARTOP

 キャデラックが新たに独自のブランドコンセプトとして打ち出したのが「Dare Greatly」。アメリカ合衆国の第26代大統領であったセオドア・ルーズベルトが残した名言だ。「その挑戦が世界を変える」の継承で、キャデラックが新たに目指すマーケット指標そのものだ。

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 新型CT6はいたるところに新技術を導入し、ドイツの御三家と言われるメルセデス・ベンツ、BMW、アウディといったプレミアムブランドとは一線を画した手法でマーケット参入に挑む。

 例えばボディワークでは、ボディ外板を含む62%にアルミニウムを使用している。しかも高張力アルミニウムと高張力鋼板を接着剤で結合するという新手法で軽量化を実現。これにより燃費や動力性能の向上、静粛性や安全性能、ボディ剛性のアップにも寄与することとなった。WEB CARTOP

 新世代となる3.6リッターV6エンジンにも新技術が導入されている。これまでの直噴や可変バルブタイミングをさらに進化させるだけでなく、アクティブ・フューエル・マネジメントと言うドライバーが気付かないほど自然に2気筒を気筒休止するシステムや、エンジンのオートスタート&ストップ機能などを加えることによって、従来型エンジンに比べて9%もの燃費向上を実現している。WEB CARTOP

 最高出力で340ps/6900rpm、最大トルク39.4kg・m/5300rpmという高性能、そして先述した燃費性能や静粛性を手に入れたエンジンは、キャデラックブランドのフラッグシップセダンとして申し分のないパワーユニットとなった。この洗練された新世代エンジンに組み合わされるのが、パドルシフト付きの8速オートマチックトランスミッションだ。WEB CARTOP

 この8速オートマチックトランスミッションは、アメリカ製スーパースポーツカーとして知られるシボレー・コルベットにすでに搭載されており、そのパフォーマンスと実績は折り紙付きである。しかもこのハイパフォーマンスを地面に伝えるのはアクティブ・オンデマンドAWD、つまり全輪駆動だ。WEB CARTOP

 もちろん安全なドライブを可能にするための装備も完備。超音波センサーやカメラ、車両各部に配されたレーダーといった先進のセーフティデバイスにより、クルマの周辺に起こる危険を感知する機能などでドライバーをサポートしてくれる。WEB CARTOP

 新世代キャデラックのフラッグシップとなるフルサイズ・プレステージセダンのCT6は、キャディラックが産まれた1902年以来、普遍となっている優雅さ、存在感、技術的革新という伝統の三本柱をまさしく具現化したモデルとして市場に投入される。メーカー希望小売価格は、8%の消費税込みで998万円となっている。

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