【今さら聞けない】ターボって何ですか? (3/4ページ)

●具体的なターボ車のデメリットは次の2点

①燃費の悪さ
大人しい巡航であればそれほどNA車と変わらないものの、ターボ車は排気ガスの排出が大きくなるまでターボチャージャーが回らない=パワーが出ないという、ターボラグと呼ばれる弱点があった。そのため特にATとの組み合わせだとドライバリティ(運転のしやすさ)が悪く、常用域でアクセル開度が増えがちになったり、ターボラグによるレスポンスの悪さで運転がしにくかったりと結果的に燃費が悪いケースが多かった。

※ターボラグに関してはターボチャージャーのサイズを適正なものにすることや、ターボチャージャーの材質を鉄から重量の軽く回りやすいセラミックやチタンなどに変更、排ガスと吸気の流れをスムースなものにするなどし、かなり改善されてはいた。

 また日本ではあまりない使用パターンであるが、高回転域を使い続ける高負荷時には、ハイパワーなターボ車は発熱量も多く、エンジン内部を冷やすためガソリンを多く吹く必要があることも、燃費の悪さの1つと言える。

②コストの高さ
これは当然のことであるが、ターボ車はNA車に対しターボチャージャーや効率を上げるため吸気を冷やすインタークーラー、ターボチャージャーやインタークーラーに付帯する配管など、特にターボチャージャーやインタークーラーは高い精度が必要な部品であることもあり、自ずとコストは高い。そのため自動車税が納得のいく段階的なものになったこともあり、ハイパワー化の手段として同系統であれば排気量を上げても基本的にコストは変わらないNAエンジンに移行が進んだ時期もあった。

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次はそんなターボが最近になって燃費のいいエコエンジンとして注目されるようになったワケ


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