【パイクスピーク2016】モンスター田嶋のマシンをアメリカに寄贈
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ツインエンジン・カルタスを寄贈
アメリカ合衆国の独立記念日である7月4日前後に、コロラド州コロラドスプリングスで開催されるパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム(パイクスピーク)。
1916年に初開催され、インディ500に次ぐアメリカで二番目に古いレースとして知られている。そのパイクスピークのレースウィークである6月23日、パイクスピークのふもとの町、コロラドスプリングスの西側に位置する「ペンローズ・ヘリテージ・ミュージアム」の中に増設された「パイクスピーク・ヒルクライム・ミュージアム」で、ホール・オブ・フェイム(殿堂入り)授与式が行なわれた。
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パイクスピーク・ヒルクライム・ミュージアムからパイクスピーク殿堂入りが授与されたのは、モンスター田嶋こと田嶋伸博選手、そしてその田嶋選手の永遠のライバルともいえるロッド・ミレン選手など6名。
日本人として初めてこのパイクスピークの殿堂入りを果たした田嶋選手は、この授与式の壇上で、これまでのパイクスピークへのかかわりを振り返り、そして今後の活動についてスピーチした。
また、今回田嶋選手は、自身が1993年のパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムに参戦しアンリミテッドクラス優勝車を果たしたマシン「ツインエンジン・カルタス」をこのミュージアムに寄贈。この日、博物館内にその車両が展示された。この博物館での日本人選手の車両が収蔵展示されたのは今回が初めてとなる。
(写真:青山義明)