【パイクスピーク2016】ロメイン・デュマ選手がル・マン24時間レースに続いてパイクスも制す (2/2ページ)

ル・マンに続いてデュマ選手が伝統のレースを制す!

 予定よりも30分ほどの遅れでレースはスタート。出走順は、2輪部門が各クラスごとのエントリーリスト順。そして、それに続く4輪部門は、予選タイム順という、今回も変則的なオーダーで、レースは進行した。

 この日の路面の状況は、全体的に低い路面温度、前日の雨によるダスティな路面、そしてトップセクションにはウエットパッチと、これまでの練習走行とはまったく異なる。2輪・4輪ともにコースアウトや転倒なども相次ぎ、回収などに時間がかかったことなどもあり、エントリーを制限したにも関わらず、レースは非常に長い1日となった。

PPIHC_Romain24輪部門は、ポールスタートのロメイン・デュマ選手、そしてそれに続くリース・ミレン選手、山野哲也選手という出走オーダーでスタートした。一番先に上がってきたデュマ選手は、パイクスピークとしては2年ぶりに9分を切る8分51秒445をマーク、そして続くミレン選手も8分台となる8分57秒118のタイムを出してきたが6秒及ばず、今年の総合優勝は、ロメイン・デュマ選手! ル・マン24時間レースに続いてパイクスも制することとなった。

PPIHC_Yamanoまた、参戦2年目の山野哲也選手も、8分台にわずかに及ばずの9分6秒015! 日本人歴代最速タイムを更新した。山野選手は走行後「今日のコースはまったく別のコースを走っているみたいでした。最初のコーナーからカウンターを当てながら走るような状態で、今までの練習走行がまったく無意味だった、そんなパイクスピークでした」とコメントしてくれた。

PPIHC_Japanese山野選手と同じく電気自動車(EV)部門電気自動車改造クラスに、#1 Tajima Rimac E-Runner Concept_Oneで出走した田嶋伸博選手は9分51秒978と、これまでの自身のタイム更新はならず。今回はトヨタ86をベースにTRDが100台限定で販売した「TRD 14R-60」でタイムアタック部門タイムアタック2クラスに参戦した奴田原文雄選手は、非力なマシンにてこずりながらも12分33秒139のタイムで無事に完走した。

 パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム2016は、78台が完走、19台がリタイヤという厳しい結果となった。

 (写真:青山義明)


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