プジョー・シトロエン・DSがディーゼルエンジンを14車種に展開

プジョー・シトロエン・DSがディーゼルエンジンを14車種に展開

PSAグループがクリーンディーゼルを拡大

 PSAグループのクリーン・ディーゼル・エンジンを、プジョー、シトロエン、DS AUTOMOBILESの3ブランド国内14車種に展開することを発表した。

PSA001PSAグループのプジョーでは、1922年にディーゼル・エンジン車の長距離テスト走行に成功。1935年には自家用車にもディーゼル・エンジンを導入した世界で2番目のメーカーとしても知られている。1958年にはプジョー403にディーゼル・エンジン車を投入するなどディーゼル・エンジンをけん引してきたメーカーの1つなのだ。
PSA0022000年には、プジョー607にDPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター=微粒子フィルター)を世界に先駆けて標準装備し、排出ガスをクリーン化。欧州の排出ガス規制に対しても、これらをクリアするクリーンディーゼルを投入した。酸化触媒とSCR(選択還元触媒)と結合したDPFの技術を導入した、最新のクリーンで効率のよいディーゼルエンジンBlueHDi(ブルー・エイチ・ディー・アイ)は、2015年には140万台を生産している。
PSA003今回、そのディーゼルエンジン「BlueHDi」をプジョー、シトロエン、DSの各ブランドに搭載する。日本市場へは2016年中に全9モデルが導入される予定だ。

PSA007発表会では、PSAグループ パワートレイン&シャシーエンジニアリング研究開発部長のクリスチャン・シャペルさんと、プジョー・シトロエン・ジャポンのクリストフ・プレヴォ代表取締役社長により、日本へ導入するBlueHDiエンジンのアンヴェールが行われた。

 日本に導入されるBlueHDiエンジンは、1.6リッター直列4気筒SOHCターボ・ディーゼル(88kW/300N・m)と2リッター直列4気筒DOHCターボ・ディーゼル(110kW/370N・m)、2リッター直列4気筒DOHCターボ・ディーゼル(133kW/400N・m)という2機種3タイプとなる。

PSA008また、これらに組み合わせるのは、アイシン・エィ・ダブリュ製のFF用6速変速機(AWF6F45)。フリクションロスの低減、DCTにも負けないシフトスピード、エネルギー伝達効率の高さを売りにしたこの変速機はBlueHDiエンジンの特性をさらに際立たせるマッチングがなされている。

PSA010日本投入モデルは、いずれもエコカー減税対象車である。

 発売のスケジュールだが、7月12日に発売されるのが、プジョー308(299万円)および308SW(323.8万円※ともにエコカー減税は約14.1万円)、308GT(354万円)および308SW GT(378.8万円※ともにエコカー減税は約15.49万円)、508GT(434万円)および508SW GT(464万円※ともにエコカー減税は約19.46万円)。シトロエンからはC4 FEEL(279万円※エコカー減税は約13.61万円)。DSブランドのDS4(349万円)およびDS4 CROSSBACK(361万円※ともにエコカー減税は約15.66万円)も7月12日に販売となる。

 さらにこの後、シトロエンC4ピカソやDS5、プジョー3008などに搭載される予定であるという。

 (写真:青山義明)

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