【今さら聞けない】シートベルトの正しい付け方知ってますか? (1/2ページ)

装着していても間違った付け方では効果が出ない!

 昨年の警察庁とJAFの調査によると、シートベルトの着用率は、運転席及び助手席の着用率は90%以上。しかし、後部座席の着用率は一般道で35.1%、高速道路等で71.3%とまだまだ低い(警察庁交通局調べ)。

 平成20年の道路交通法改正で、すべての座席でのシートベルト着用が 義務化されたのは、ご存じのとおり。衝突時の速度が10km/h程度であったとしても、両腕で体を支え、顔面や胸部の衝突を回避することはできません。万が一に備え、シートベルトは必ず着用するようにしましょう。

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 そのシートベルトも、ただ装着していればいいというものではなく、十分な効果を得るには正しい装着法を守らなければなりません。

 そのポイントを再確認。

①正しいポジションで座る

 シートに深々と腰かけて、腰をシートに密着させて座ること。背もたれはできるだけ起こして、首が真っ直ぐ、自然に立った状態の時、背もたれが肩から離れないように角度を調整。座り方が浅かったり、背もたれが寝すぎていると、クラッシュしたとき、腰ベルトの下に身体が潜り込んでしまう、いわゆる「サブマリン現象」を起こし、大きなダメージを負うことがあるので要注意。

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 とくに女性ドライバーは座り方が浅く、背もたれと肩、背中の間に隙間がある人が多いので要注意。身体が斜めになっているような姿勢も、もちろんNG。

 もうひとつ、ヘッドレストの高さも、頭の中心(こめかみもしくは、耳の上端)が、ヘッドレストの中心にくるように調整しよう。ムチうち症のダメージが、大きく変わってくる。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

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日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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