【意外と知らない】大きくても「ミニバン」と呼ぶのはなぜか? (1/2ページ)

そもそもミニバンの「バン」は商用車を意味する「バン」じゃない!

 日本では、ワンボックスタイプの3列シート車のすべてを「ミニバン」とひとくくりにしているが、よく考えればヘンな話である。
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日産セレナやトヨタ・ノア&ヴォクシーぐらいまでならギリギリ納得できるが、どう見ても「ミニ」には見えないトヨタ・アルファード&ヴェルファイアや日産エルグランドもなぜ「ミニバン」と呼ぶのだろうか?

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 クルマ雑誌を見ると、さらにワケがわからなくなる。

 たとえばオールアルバム系のクルマ雑誌で「ミニバン」を紹介するとき、フリードやシエンタは「Sサイズミニバン」、セレナやステップワゴンは「Mサイズミニバン」、アルファードやエルグランドは「Lサイズミニバン」などとして分類されることが多いが、「ロングタイプのミニスカート」と説明されているみたいでイマイチわかりにくい。

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「ミニバン」「バン」「ビッグバン」と分ける方が絶対わかりやすいはずだが、そうならなかった理由は、「ミニバン」というクルマのジャンルは、「ビッグサイズ」がスタンダードなアメリカ人の感覚から生まれた言葉だからだ。

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 そもそも「バン(VAN)」といえば、商用・営業用の貨物自動車のことで、これは世界的に広く使われているが、「ミニバン」は「小さな商用車」という意味ではない。

「ミニバン」の「バン」は、商用車のバンではなく、アメリカのキャンピングトレーラーの「キャラバン」を短縮したもので、ミニバンは本来「小型キャンピングトレーラー」という意味をもつ。

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