【意外と知らない】マニュアルトランスミッション車のクラッチは消耗品 (2/2ページ)

運転次第では2〜3万kmで交換が必要になる

 クラッチの寿命は、摩擦材の種類、クラッチの容量、駆動方式(4WDが一番つらい)、エンジンパワーの大小によっても違ってくるが、一番影響するのは、ドライバーの操作方法。

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 同じクルマ、同じクラッチでも、2~3万kmでダメにする人もいれば、10万km以上もたせる人だっている。

 クラッチが摩耗する原因は、半クラッチの長さ。発進時の半クラッチの時間が長いと、当然クラッチの摩耗は早くなるし、ゼロヨンのスタートダッシュのように、半クラッチ状態で大きなトルクをかけると、あっという間にクラッチがダメになることも。web-cartop_1_81

 同様に、シフトチェンジをめんどくさがって2速発進などを多用すると、半クラッチ時間が長くなるのでクラッチの減りも早くなる(空荷のトラックなどを除く)。web-cartop_1_34

 その他、シフトチェンジ以外ときまで、左足をクラッチペダルの上に載せたままにしておくと、本人の気が付かないうちに、半クラッチ状態になっていて、クラッチを消耗しているというケースもある。シフトチェンジ以外のときは、フットレストに左足を載せておこう。web-cartop_1_63

 かつては、ポルシェ911などはクラッチが減りやすいクルマといわれ、クラッチを長もちさせられるかどうかも、ドライバーの腕の良さ(脚の良さ?)を判断する基準になっていたこともある。web-cartop_1_85

 ポルシェのようなRRに限らず、MRや4WDなど、トラクション性能がよく、なおかつハイパワーなクルマは、必然的にクラッチの負担が多いわけだが、強化クラッチに交換する前に、まずは自分のアクセルとクラッチの連携を見直してみることをおすすめする。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

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