【意外と知らない】今のターボ車はなぜ走った後すぐにエンジン止めていいのか? (1/2ページ)


昔は熱でベアリングが壊れないようアフターアイドリングが必要だった

ターボエンジンが増えてきました。ヨーロッパでトレンドになっていたダウンサイジングターボが、日本でも数多く登場してきましたね。そしてディーゼルエンジンでは、パワーだけでなく、排気ガス対策の面でも、ターボが不可欠です。

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ポルシェターボというのはターボを知らしめた有名なクルマですが、今ポルシェのラインアップのなかでターボが付いていないのは、ごく一部になっています。近い将来、ターボはパワステやエアコンのように、世界中の自動車用エンジンに標準装備になっていくのかもしれません。

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ターボタイマーというのは知っていますか? エンジンキーでオフにしても、エンジンが一定時間止まらないようにする装置です。ターボが熱くなっているので、エンジンを回してオイルを供給してやろうというのが目的で、こういうのをアフターアイドリングといいます。

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アフターアイドリングはもちろん自分でやることもできますが、それを自動化してくれるのがターボタイマーなのです。ドライバーはキーをロックしてクルマを離れても、一定時間後に自動的にエンジンを停止してくれるのです。

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ターボは走行後すぐにエンジンを止めないでアフターアイドリングが必要だ、というのは、機械的に保護するためです。ひと昔前まで、よくそう言われていました。

しかし最近は聞かなくなりました。もっともハードな働きをするターボエンジンを積むレーシングマシンでさえも、ピットに入って来たらすぐにエンジンを止めます。耐久性が重視される最近のレーシングエンジンでは、とにかく壊れない、壊さないような設計や制御が施されています。そこにアフターアイドリングという言葉はないんです。

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ターボは排気ガスが当たるので、熱くなります。昔はその熱害でターボが壊れてしまうので、アフターアイドリングしましょう、というのが常識化していました。

エンジンの排気温度は最高で1000度くらいで、タービンに使われているインコネルという素材は耐熱温度が1300度以上あります。だから放っておいてもタービンが融ける、というようなことはありません。問題になるのはベアリングなんですね。

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