メーカー選手権のヒーローたち【アルファ・ロメオ Tipo33・前編】 (2/3ページ)

クーペボディへのコンバートが奏功して上昇機運に

 ところが翌68年、オープントップからボディを一新、クローズドクーペに生まれ変わってからは上昇機運に乗り、シリーズ開幕戦のデイトナ24時間ではクラス1-2-3フィニッシュを果たし、総合でも4-6位に名を連ねている。ちなみに、デイトナでの快挙からTipo33/2のクーペモデルは「Daytona Coupe」と呼ばれるようになった。アルファ・ロメオ Tipo33

 Daytona Coupeはその後も好調さを持続し、ADAC1000kmやタルガフローリオでも、クラス優勝はもちろんのこと総合でも上位に食い込んでいる。そしてこの年、5月革命の影響から9月末に延期され、シリーズの最終戦として開催されることになった大舞台、ル・マン24時間においても、フォードGT40(4.7リッターV8 OHV)やポルシェ907(2.2リッター水平対向8気筒DOHC)/908(3リッター水平対向8気筒DOHC)といった大排気量車を相手に健闘、総合4-6位を得て2リッタークラスの1-2-3フィニッシュを飾っている。アルファ・ロメオ Tipo33

 また同年にはTipo33シリーズのロードゴーイング仕様、アルファ・ロメオ 33 ストラダーレ(Stradale=ストリートの意)も登場しているが、そちらについては他のモデルと同様に、回を改めて紹介することにしよう。アルファ・ロメオ Tipo33

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