年内日本上陸予定の「アルファロメオ・ジュリア」ティザーサイトがオープン!

導入に合わせてディーラー網も拡大

2015年6月にワールドプレミアされた、アルファロメオのフラッグシップサルーン「ジュリア」の日本上陸が決定。2017年中の販売開始に先駆け、ティザーサイトがオープンした!アルファロメオ・ジュリア

 アルファロメオ・ジュリアは、「プロポーション」、「シンプルさ」、「クオリティ」の3つをコンセプトにデザイン。

「プロポーション」は、前後オーバーハングを短く切り詰め、エンジンなどのメカニズムをホイールベース間に配置。高性能スポーツサルーンらしい均整のとれたスタイリングだけではなく、前後重量配分50:50の実現にも貢献している。

「シンプルさ」は、トレフォイル(三つ葉)をモチーフとしたフロントマスクや、特徴的なサイドドアのプレスラインを「一筆の動き」で表現。

「クオリティ」は、飛びかかろうとする猫を思わせる躍動的なエクステリアデザイン、コクピット周辺の操作スイッチ類、美しくカーブしたダッシュボードなど、車両全体にわたり追求されている。

最上級グレードの「クアドリフォリオ」には、フェラーリ出身のエンジニアによりチューンされたV型6気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載。最高出力510馬力から0-100km/h加速3.9秒を実現し、なおかつ電子制御の気筒休止システムを備えることで、高い燃費性能も両立した。さらに、アルミニウムを使用して軽量化するとともに、アルファロメオ独自のサウンドも与えている。

車体全体としての軽量化も徹底しており、ボンネットやルーフ、プロペラシャフトにはカーボン、ドアやフェンダー、サスペンションにはアルミを使用。カーボンセラミックディスクブレーキや、カーボンファイバー製のシートフレームをオプション設定することで、パワーウェイトレシオ3kg/ps以下を達成した。

そしてシャーシ技術としては、ツインクラッチ式の電子制御トルクベクタリング機構を採用。

左右後輪に個別にトルク伝達を行うことで、滑りやすい路面でもスタビリティコントロールに頼ることなく、優れたトラクション性能を発揮する。また、電子制御インテグレーテッド・ブレーキシステムを搭載して、ブレーキレスポンス向上と制動力の大幅短縮に加え、軽量化も図っている。

FCAジャパンはジュリアの日本導入に合わせ、アルファロメオ・ブランド専売ディーラー網の整備を全国的に進めている。なお同社では、既存の正規販売店に加え、新規ディーラーと契約を締結し、2018年中に全国60店舗規模へ拡大する目標を掲げている。

新しいアルファロメオ正規ディーラーの店舗名は、「アルファロメオ(+地名)」。新店舗はブランドの新しいコーポレート・アイデンティティに基づき、プレミアム感とハイセンス感を表現したデザインが施される。

また店舗の外観には、ブランドのテーマカラーであるアルファレッドとブラックを配したアルミパネルとシルバーのライン、筆記体のブランドサインとロゴマークがあしらわれる。 FCAジャパンでは今後、アルファロメオがグローバルに進めている商品ラインアップの充実化とプレミアム化、それに伴う販売増加計画を基に、ブランドの強化と販売増加に取り組む計画。現時点で決定しているジュリア取り扱いアルファロメオ正規ディーラーは下記の43店舗。

【詳しくはこちら】

【アルファロメオ・ジュリア ティザーサイト】

http://www.alfaromeo-jp.com/sp-giulia/


遠藤正賢 ENDO MASAKATSU

自動車・業界ジャーナリスト/編集

愛車
ホンダS2000(2003年式)
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