【今さら聞けない】クルマ好きが使う「G」って何? (2/2ページ)

Gを意識して運転するのが快適・安全なドライブの秘訣

 速度感覚という言葉がありますね。我々はスピードメーターなしに速度を知ることができません。なぜなら、長さも時間も身体で検出することができないからです。速度というのは長さ(距離)を時間で割った数字ですから、そのどちらも判らないのに速度が判るはずがないんです。だから速度感覚という「これくらいの速度かな」という感覚的なものになるわけです。狭い道やトンネルでは速度を高く感じ、広い高速道路では速度を低く感じるのです。

 我々が運転する時に体感しているのはGなんですね。Gの変化によって、クルマの加速や減速、あるいはコーナリングを体感し、それを操作にフィードバックさせながら運転しているのです。

 もっとシンプルに言い切ってしまえば、運転とはGをコントロールすることなんですね。Gをコントロールすることが目的で、ステアリングを切る、ブレーキをかける、アクセルを踏むというのは、Gをコントロールするための手段なんです。安っぽいドラテク本などでは、どう操作するのか? みたいなことが短絡的に書かれていたりしますが、それは本質的ではありません。

 Gは目に見えません。だから特別意識せずに運転している人もいるかもしれません。しかし快適に、安全に、クルマを走らせるためにはGを意識して、積極的に感じ取りながら運転することが必要なのです。そして、凄くシンプルに言い切ってしまえば、いいクルマというのはGをしっかりと体感できて、それを反映させた運転が可能なクルマのことだと思います。あなたのクルマは大丈夫ですか?


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