ANAと双日がHondaJetを活用しビジネスジェットを身近にする新会社を設立!

世界が注目するHondaJetの機内も公開!

 ANAホールディングス株式会社と、双日株式会社は、新会社「ANAビジネスジェット株式会社」を共同で立ち上げ、ビジネスジェットを活用したチャーター手配事業に参入すると発表した。

 一般の人には耳慣れないビジネスジェットやチャーター手配といった言葉だが、新会社では主に3つの事業を行うという。

 まずはANA国際線からの乗り継ぎ便チャーター。国際線で欧州や北米のハブ空港に降り立ったあと、実際の目的地の都市に行くには国内線に乗り換える必要がある。しかし利用したことがある人ならわかると思うが、手間も時間もかかる。これを、解消するために、ハブ空港からビジネスジェットをチャーター手配して移動するというものだ。

 続いては日本から海外目的地への直行便チャーター。そして、ビジネスジェットを利用した顧客に対し、実際の目的地にて、リムジンやレストラン、宿泊などの手配を行うコンシェルジュサービスである。

 発表では一例として、日本から北米のロサンゼルスに到着し、その後、フェニックス、サンフランシスコとまわり、再びロサンゼルスに戻るという旅程での計算結果が提示された。それによると、通常の定期便であれば4日かかるところがビジネスジェットであれば2日、つまり最大で50%の時間軽減が可能になるとのことだった。

 このように空港での乗り継ぎをスムースにすること、そして時間の削減以外に機内での移動時間を会議などに充てたり、プライバシーを確保できるといった価値もあるという。

 しかし欧米では比較的利用の多いビジネスジェットだが、日本においては一部の富裕層向けのサービスという認識がほとんどだ。それに対して今回の新会社はもっと身近にビジネスジェットを利用してもらう、という狙いがある。つまり、時間を有効に使うためのサービスという考え方でビジネスジェットのチャーターを広めていきたいということだ。

 そうした狙いを実現するため、今回もうひとつ、ANAホールディングス株式会社と、ホンダ エアクラフト カンパニーが、戦略的パートナーシップに関する基本合意書を締結したことも発表された。

 ホンダ エアクラフト カンパニーは、ご存じ本田技研工業の航空機部門。あのHondaJet(ホンダジェット)を作り出した会社だ。

 具体的には、今回の新会社では、海外ハブ空港から先のチャーター便にHondaJetを積極的に活用することになる。ホンダ エアクラフト カンパニーは、HondaJetを購入した優良な運行会社を紹介したり、機材のサポート、整備体制を整えるといったことを行う。

 もちろんホンダ側にもメリットはある。この新会社がHondaJetを活用することで、海外の運行会社がより多くのHondaJetを購入する可能性があり、また、ANAホールティングス側は、ホンダに対してHondaJetの購入希望の顧客を紹介する可能性もあるという。

「ビジネスジェットをもっと身近に」という構想で展開される今回の新事業。いくら身近にとはいっても、一般庶民はまず経験する機会がないだろう。だが今回、会場の羽田空港にてHondaJetの内覧会が行われた。短時間だが機内の様子を動画でお届けしたい。


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