アイドリングストップの「オフ」スイッチはどんなシーンで使えばいいのか (2/2ページ)

結果的にバッテリーの交換代が高くなる可能性がある

●12Vバッテリーの交換代が燃費向上による燃料代の節約を上回る場合

 アイドリングストップは燃費を向上させ、燃料代の節約と二酸化炭素排出削減による地球環境への負荷を減らすための装備である。アイドリングストップ付きのクルマは大型の12Vバッテリー採用や、バッテリーを2つ積むことでセルモーターを使う頻度が加速度的に増えるのに対応しているのだが、それでも12Vバッテリーの寿命は短い。

 アイドリングストップ付きの12Vバッテリーの寿命は、使い方によって大きな違いがあるので一概には言えないのだが、大まかなところでアイドリングストップなしのクルマの半分くらいだろう。

 そこで問題になるのが12Vバッテリーの交換費用だ。この問題もクルマによる違いが大きいのだが、当然ながらアイドリングストップ付きの12Vバッテリーの交換費用はアイドリングストップなしよりも高く、「バッテリーを2個使っている/輸入車/汎用品がない」といった三重苦が揃うと、消耗品に類に入る12Vバッテリーの交換に驚くほど高い費用が掛かることもある。

 しかも、12Vバッテリーの交換の際にリセッティングなどと呼ばれるクルマとのマッチング作業が必要なクルマの場合は、ディーラーでの作業を余儀なくされ、四重苦かもしれない。

 といったことを考えると、自分のクルマがアイドリングストップ付きならば、まず12Vバッテリーの交換費用を調べ、その後日常的な使い方でアイドリングストップオン、オフそれぞれの燃費を測り、その上で燃費の向上と高価な12Vバッテリーの交換費用のどちらが得かを天秤に掛け、12Vバッテリーの交換費用のほうが高く付くようならアイドリングストップはオフにするといいだろう。


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