激戦の小型SUV市場にBMW X2投入! 卓越した走りでライバルを圧倒する可能性も (1/2ページ)

タレントの香取慎吾さんも「走りたい」とコメント

 BMWのブランド・フレンドに、タレントの香取慎吾さんが就任した。4月16日に行われた新型X2発表会ではゲストとして登場し、ペーター・クロンシュナーブル社長と嬉しそうにドライブ談議。「このまま走りたい」と香取慎吾さんは運転席に座ってコメントしたが、確かにこの新型X2は、春の陽気に誘われてドライブを楽しみたいクルマだ。

 BMW通ならX1とどこが違うかわかるだろうが、パっと見にはX1に近い。X1の派生車種? と思われそうだが、まったく新しく作られたコンパクトSUVだ。いや、SUVというとBMWに怒られる。BMWはSUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)のことをSAVと呼んでいる。スポーツ・アクティビティ・ビークル、というわけだ。同クラスのライバル車は、同門のミニ・クロスオーバーやアウディQ2、先日上陸したばかりのボルボXC40あたりだ。日本車でみるとトヨタのC-HR、ホンダ・ヴェゼル、マツダCX-3など。秋に発売予定のレクサスUXとはガチに勝負か?

 X2はBMWのクーペの血を引いているという。かつての名車といわれるBMW3.0 CSLを思い起こさせるサイドエンブレムや、SAVにしては流麗なクーペ的なデザインが光る。X2はSTANDARDが2タイプ、M Sport Xが2タイプ用意されている。ノーマルグレードのBMW X2 sDrive18iは436万円。7速DCTとツインパワーターボ・ガソリンエンジンは1.5リッターで最高出力140馬力、最大トルク22.4㎏-mでも十分の性能だ。

 もっともスポーティなグレードはX2xDrive20i M Sport Xで、2リッター・ツインパワーターボ・ガソリンエンジンで最高出力192馬力、最大トルク28.6㎏-m、4WD仕様でたくましい。

 BMWの走りにこだわる姿勢はこのX2も同様で、高い運動性能を備えている。この記事の動画にもあるように、ジャーナリストの河口まなぶさんもポルトガルで行われた新型試乗会に参加。「素晴らしい走りをします。SAVですが、スポーツセダンのように快適です」と語る。


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